転職一般 通る職務経歴書の書き方 内定の出る面接対策 【転職マニア解説】結局コレだけ!面接の質問

内定が出る!自己PRの作り方【転職マニア解説】

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クヨクヨさん
自分をどうアピールしていいか分からない・・・
ナルホド君
何回応募しても書類審査さえ通らない・・

という方のために、

今回は採用選考を勝ち抜くための「自己PRの作り方」をお話ししたいと思います。

 

なお、まだ自分の経歴の棚卸(たなおろし)をしていない人はこちらもどうぞ。

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自己PRとは?

自己PRとは、あなたが求人職務を務める適任者であることをアピールする事ですよね。

当たり前の事なんですが、誤解されている人もいるので、少々細かく説明します。

 

自分が適任である根拠を説明する

別に「私が適任です」なんて言葉にする必要はありません。

これまでの仕事の「経験」やその中で身に着けた仕事の「スキル」、結果としての仕事の「実績」を例に適任である根拠を説明するんです。

例えば、ウルトラマンが地球防衛軍の求人職種に応募するとしたら、自分をどう売り込むでしょう?

おそらく、

私は、腕から出る光線を武器に(スキル)、これまで何十匹もの怪獣と戦ってきて(経験)、一度しか負けた事がありません(実績)。

とアピールするんじゃないでしょうか。

これが自己PRです。

 

自己PR欄に書く文章が自己PRではない!

自己PRは、別に「自己PRは?」と聞かれた時にだけ答えるものではありません。

職務経歴書や面接全体を通じて、あなたは首尾一貫して「自分が適任である根拠・理由」を小出しにしたり、ほのめかしたり、手を変え品を変え、自己PRし続けなければなりません。

 

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自己PR:考え方の枠組み

それではどのように自己PRを作ったらいいのでしょうか?

考え方を例を挙げて説明します。

 

自分の事だけ考えてはダメ

自己PRを作る時は、自分の事だけ考えていてはダメですよね。

ここでひとつ、例を挙げてみます。

ヨシ子さんは化粧品会社の美容部員。

転職しようと、競合の化粧品会社の美容部員に応募した所、無事面接に呼ばれました。

彼女は終始、一貫して一つの事をアピールし続けます。

クヨクヨさん
私はまじめさが取り柄です。周りからは丁寧な仕事ぶりを評価されています。御社でも着実な仕事で貢献したいと思っています。

ヨシ子さんの運命やいかに?

・・・・・

バリバリさん
ダメでしょう?

そうとは限りません。厳密には、

①相手の会社がどのような人材を求めているか?

②ライバルとなる他の応募者がどのような人か?

によります。

 

例えば、

  • 相手の会社が、美容部員の急な休みが多くて困っていた。
  • 他の応募者は売上はあげそうだけれど、真面目さに不安があった。

これならイケる可能性は十分にあります。

でも、

  • 相手の会社はとにかく売上を増やしてくれる人を求めていた。
  • 応募者には美容部員もいれば、美容部員の経験はないが接客経験のある人が集まり、一様に売上達成実績をアピールした。

この場合は、通らないかもしれません。

なぜかは分かりますよね。

バリバリさん
ヨシ子さんの自己PRが、企業の求めるものと合ってないからですよね?

おっしゃる通りです。でも、それだけではありません。

もし企業側がよし子さんのアピールするマジメさを求めていたとしても、ライバルも一様にマジメさをアピールしてたらどうでしょう?

勝てるとは限りませんよね。

そう、「ライバルとどのように差別化するか?」も考えないとダメなんです。

 

企業ニーズと候補者の強みを踏まえる

今の話をまとめると、自分がこれまでにやってきた仕事(=経歴)から、

  • 求人企業は何を求めているか?
  • 競い合う他の応募者はどのような人か?

を考えて、

  • 勝てそうな経歴や、(仕事を通して身につけた)スキル、(結果としての)実績はどれか?

を選び、アピールする事。

図にするとこんな感じです。

勝ち抜く自己PRの作り方

 

 

このように自分を位置付けられる経験やスキルをアピールすることが「自己PR」です。

 

なお、「企業側の欲しい人材像」、「他の候補者像」は、転職エージェントに聞いても良いし、求人企業のホームページの採用ページにある先輩の話を読んでも良いし、なんなら経営者の本を読んだりして、できるだけ情報を集めた方がいいです。もちろん知り合いがいれば最高です。

また、アピールポイントが複数あっても構いませんが、どれを先に書くのか・言うのか、優先順位はつけておいた方がいいでしょう。

 

バリバリさん
まあ、そうですよね。っていうか、当たり前に見えますが・・・

できているなら問題ありません 🙂 。

でも、もし「ちょっと自信がないかも」なら、このままお付き合いください。

 

自己PRの作り方-実践編

実際の求人票を例にやってみましょう。

なお、仮説が正しいかどうかではなく、「考え方」をたどるようにしてください。

 

例1:典型的な営業職の求人の場合

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これは、あるYouTuberの所属するタレント事務所のような会社の営業職の求人票です。

UUUM応募対象者

 

YouTuberがよくやってる、いわゆる「企業案件」の営業を探しているんでしょう。

ただ「経験2年以上」でいいという事は「第二新卒」のような若い人でも構わないという事ですね。

という事は余り上の年齢(30代以上)は採る気がなさそうです(給料を押さえたいのかも)。

その下の「歓迎」条件を見ると、「チームをまとめた」事があり、「広告営業3年以上」、「ネット広告営業」ですので、おそらく、スマホアプリ会社の広告営業とかネット広告代理店の営業が欲しいんでしょう。

本当はこうした人が欲しいけれど、それを「応募条件」にしてしまうと人が集まらないので(過去にそうだった)、「~歓迎します」くらいの書き方にしてるということじゃないでしょうか。

何となく戦う相手が見えてきました。

  1. アプリ開発企業の若手営業
  2. ネット広告の若手営業
  3. 事業会社の若手営業

おそらく、1と2でそれなりに仕事が分かってるなら「即戦力」と見られて即採用かも。

問題は3ですね。おそらく1と2で人員が埋まらなかった場合、良ければ採るという感じなんでしょうが、その場合、何を基準にするんでしょうか?

もうちょっと求人を見てみます。

UUUM採用対象者

 

これは仕事内容の説明文ですが、「企画営業」と書かれています。先ほども書かれていた「提案型営業」とほぼ同じ意味ですね。

つまり、ただ単に売上目標を達成するだけではなく、クライアント企業も喜ばせた上で、売上をあげる経験・スキルを持った人を探しているのが分かります。

また別の所では、

UUUM対応者

これも「企画営業」に関わる話ですが、クライアントとの折衝だけではなく、企画もできて、その具現化のために社内外のスタッフもうまく使える人が欲しいようです。

 

なるほど。この2点を無視して、営業成績の良さだけを誇っても、もちろんお客様に喜んでもらった経験だけを語っても、この会社には刺さらなさそうですね。

でも、これだけの経験を持っている経験2~3年の若手の営業は少なそうです。

結論としては、

  • 法人営業経験
  • 売上目標を達成しつつ顧客のビジネスも伸ばした実績
  • 自分の企画で社内外の人間をうまく使った経験

こうした経験を、今まで仕事でやってきたことの中から、無理くりでもいいので探し出してアピールすれば勝てる可能性ありです。

 

ちなみにこうした「提案型営業」「企画営業」は、どこの業界・会社でも欲しがる典型的な「営業の理想像」。

この手の経歴アピールを一つ作れれば、多くの会社で使えます。

 

例2:未経験者歓迎の求人の場合

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こちらは、パッケージ旅行中心の旅行代理店でのトラベルコンサルタント職(添乗員ではない)の求人です。

旅行会社応募条件

 

英語(TOEIC750)、日本語、PCスキルは必須とありますので、これがないと書類審査は通りませんが、「学歴不問、業種・職種未経験者歓迎!」とあるので、門戸は広そう・・。

しかし、「人気業種で未経験者歓迎?」はおかしいと思い、同種の求人を調べてみると、ここより大手の旅行会社は「業界経験者」に絞って中途採用をしていました。

という事は、「本当は業界経験者が欲しいが、会社がそこまで有名でないので、経験者に絞ると人が集まらない。だから間口を広げている」がホンネでしょう。

 

また、求人票に、「人と接するのが好き」「接客経験」等と書かれています。

旅行会社応募条件

これだけ繰り返し書かれているという事は、おそらく「未経験者歓迎」とはいえ誰でもいいわけではなさそうです。

できれば、同業者はもちろん、ホテルのフロントやコンシェルジュ、それに空港のグランドスタッフといった「英語を使って旅行者を接客したことのある人」が欲しいのではないでしょうか。

旅行業界は人気がありますので、こうした人たちが応募してくる可能性は十分あり得ます。

つまり、あなたの競争相手は、

  1. 旅行代理店経験者
  2. ホテルスタッフ
  3. グランドホステス
  4. それ以外の旅行好き会社員

もしあなたがいずれでもない場合、1は倒せないとしても、4はもちろん、2・3より自分の方が適任とアピールする必要があります。

もちろん、接客経験がないと書類審査さえ通らないし、「旅行が大好き!」は単に最低条件。これでは他と差をつけられないでしょう。

 

となると、可能性がどんどん狭まりますが、何とか潜り込む方法はないでしょうか?

ヒントを探すために求人票をさらに読み込みます。

すると仕事内容としてこんな事が書かれていました。

旅行会社応募条件

 

最後の「あなたが添えたちょっとした現地でのアドバイスがお客様の思い出作りの大きな役に立ち・・・」を見ると、ツアーを売って「ハイ終わり!」ではなく、お客様の立場に立って、きめ細やかなサービスのできる人を求めていることが分かります。

つまり、何度も利用するリピーターを増やしたいということです。

 

また、こんな文言も見つけました。

旅行会社応募条件

 

丁寧に教えてくれることを宣伝しているようですが、最後の2行を裏読みすると、「未経験者でもいいが、なかなか仕事が覚えられないとウチではやっていけません」。

もしかしたら、過去に未経験者を採用したものの、仕事が覚えられなくて苦労したことがあるのかもしれません。

 

この2点をまとめると、先ほどの強敵を「倒す」には、

  • 接客業務できめ細やかなサービスを行い、リピーターになっていただいた経験
  • 新しい仕事を覚えるのが他人よりも早い経験

このような経験を、こじつけでもいいのでストーリー化し、提出書類や面接の自己PRや実績に関連する質問でアピールするのが一つの方向性になります。

もちろん2つを別々にアピールしても構いません。

 

例3:人気企業なのに応募条件がゆるい場合

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これは、有名な一部上場企業の100%子会社の一般事務職募集(正社員)の求人です。

一般事務求人

 

配属先が3カ所。募集人数が多そうです。

必須の経験やスキルは何でしょうか?

一般事務求人票

 

PCスキルに事務経験、それにビジネスマナーだけです。

今までと比べるとハードルは高くありません。

しかもこの会社は働きやすそう!

一般事務求人

 

残業はありません。「就業環境改善したい人、来てください」とまで書いてくれてます。さらに、

一般事務求人票

週3-4日勤務に短時間勤務まで許してくれるとか。先輩スタッフも優しそうだし、応募したくなりますよね。

 

ではどのような経歴やスキルをアピールしたらいいのでしょうか?

書かれていた通り、事務経験とPCスキル、ビジネスマナーが身についていることをアピールしたらOK?

私の読みではそれだけでは厳しいと思います。なぜなら、この求人は、相当競争が激しそうだから。

  1. 一部上場企業の子会社という安定性
  2. 働き方の柔軟性(週3-4日勤務、短時間勤務)
  3. それを前面にアピールしている企業姿勢
  4. 応募条件の緩さ

これらの条件を目にした人たちが、「楽そうな職場・・・」と安直に応募してきそう。

結果、それこそ二十歳そこそこの人から40代男女まで幅広く押し寄せるはずです。

そうなった時、何を基準に企業側は選考するんでしょうか?

 

まずは、先ほどの事務経験やPCスキルを見ますよね。

そうすると、若い人は事務経験豊富な人には太刀(たち)打ちできません。PCスキルが高ければ可能性はありますが、まあ事務経験豊富な人はPCスキルも高いもの・・・。若い人は厳しい戦いを強いられそうです。

 

もう一つの選考ポイントは募集職種の経験でしょう。うまくアピールできれば、それだけプラスになるはずです。

 

しかし、「派遣管理」、「契約業務」、「エンジニアサポート」どれも経験がない場合はどうしたらいいでしょうか?

 

困った時はもう一度求人票を見る!

すると、求人票の最後の最後にこんなことが書いてありました。

一般事務求人票

左に「きびしさ」と書いてます。そして、「男女平等で、1人1人への期待は高く、主体的に取り組む姿勢が求められる」と。

これは、この求人を読んで「大企業の子会社で安定してるし、勤務時間も自由度が高いし、それほど難しいことも要求されてないし、仕事、ラクそう!」なんてお気楽に考えた人にクギを刺しているんです。

  • 男女平等=「女性だから」、「主夫だから」は言い訳にならない。期待に応えようとする責任感を持ってください。
  • 主体的に取り組む=言われたことだけやってる「指示待ちの人」は要りません。

ってことです。

求人票で耳障りの良い事ばかり並べたてた企業側も「バイト気分」の人にばかり応募されても困ると思ったんでしょう。実際そういう事が過去に起こったのかもしれません。

 

ということで、責任感をもって事にあたった経験、主体的に改善案など上司や会社に提案した経験を語れると、他の「バイト気分」の候補者と差がつけられそうです。

そんな経験はあるでしょうか?

まあ、ちょっとでも"かすって"そうな話に「尾ひれ」を付ければ何とかなるはずです。

 

例4:人気企業の企画職求人の場合

詳細はタップ or クリック

この会社は誰もがテレビCMを見ない日はないというくらい有名な会社の企画職の求人票です。

企画職求人

 

IT系の新規事業開発は人気があります。その上、超有名企業ですので、一流企業出身者がたくさん応募してくるでしょう。

具体的にはどの分野の人材を求めてるのでしょうか?

企画職求人

 

海外の企業との協業や、投資判断のための企業分析、先端IT経験、セキュリティ系などです。

とすると、みなさんの競合になりそうなのは、こんな人たち。実際、転職エージェントに確認したら「ご名答」とのこと。

  • 総合商社マン
  • 戦略コンサル
  • 事業会社の事業企画
  • 銀行等でのM&A業務経験者
  • ITベンチャー企業の企画
  • セキュリティに強みのあるITベンダーの企画
  • 競合の携帯キャリア企業の事業企画

あなたがこれらにあてはまるならチャンスがあります。といっても、スタートラインに立っただけですが。

 

一方、あなたがそうでなかった場合、当たり前ですが、厳しいです。

とは言え、可能性はゼロではありません。ちょっと可能性を探ってみましょう。

 

例えば、あなたが次のようなスペックの人材だとします(たぶんこれが最低スペックだと思います)。

  • 有名ではない事業会社勤務
  • 社長直下の部署で
  • 新規事業開発を行っている
  • 海外でも企業提携・事業開発経験あり(失敗でもいい)

その場合、どこに勝機がある、またはないでしょうか?

改めて募集職種を見てみます。

企画職求人

 

まず(5)のセキュリティビジネスは、経験がないならムリです。

(4)は軽い言葉が躍っていて具体的な業務が見えにくいですが、そうした薄っぺらい(スミマセン)ことを掲げて商売した経験の豊富なコンサル・総研系の連中にはかなわないでしょう。

(3)は、こればかりやってるコンサルや銀行、経営企画部の「分析屋」が相手だと厳しそうです。

という事で、一旦、(1)か(2)に絞ります。つまり、「海外を視野に入れた新規事業開発をした経験」で勝負します。

となるとあなたの競争相手は、「総合商社マン」か、「事業会社の海外事業企画」、「ITベンチャーの企画」、「競合の携帯キャリア企業の事業企画」、しかもどこも有名一流企業ばかりでしょう。

仮に、それぞれの名前を「物産」、「ソニ」、「あべま」、「どこも」としましょうか。

 

この4人に勝てる要素があなたにはあるでしょうか?

「隙間」を見つけるため、改めて求人票を熟読してみます。

すると、社員インタビューの中で、こんなことが書いてました。

企画職求人票

「常に新しいことにチャレンジできる」、「外部環境に迅速に対応できる柔軟性」が強みと。まあ、よくある文言ですね。

また、

企画職求人票

「外部環境が急激に変化する」、「特定分野に縛られることなく」、「変化に対して柔軟な対応が可能」。

また似たような事を言ってますねえ。裏読みすると、この社員はよっぽど、

  • 「そのアイデアは周回遅れなんだって!もう技術は次のフェーズに移ってるぞ!」

とか、

  • 「新しいことができる環境にあるのに、なぜ似たようなものしか提案できないの?」

とか言われてる、もしくは言っている可能性があります。

考えてみれば、納得。だって、この会社はちょっと前までベンチャー企業。新しいことにチャレンジして、色々な事業を試み、環境の変化に対応して伸びてきた会社ですから。

つまり、「柔軟性」、「新しいことにチャレンジ」がないと、この会社では話にならないということです。

とは言え、これだけ何度も言うってことは、最近の新入社員にはできてない人が多いのかもしれません。

 

という事を頭に入れてもう一度勝てそうな「隙間」を探してみましょう。

先ほどの4人、「物産」、「ソニ」、「あべま」、「どこも」に勝てそうでしょうか?

「どこも」には勝てるかも。携帯業界はどこも「親方日の丸」「お役所」みたいなカルチャーなので、柔軟性やチャレンジを「説得力」を持ってアピールできる経験はなさそう(携帯業界の方、勝手な妄想でスミマセン)。

でも、残りの「物産」、「そに」、「あべま」とは、他に差別化する軸が必要ですよね。

うんんん・・・・・。

これは無理くりですが、一つあるとしたら、彼らとの「一番の違い」を軸にする事。つまり、

あなたの会社が他ほど「有名でない」ことを逆手にとって強みにできないでしょうか?

例えば、ヘリクツをこねれば、海外の企業との提携や新規事業の立ち上げでは、日本ほどブランド力のない環境で、企画を具現化する「馬力」が重要です。

その点、有名企業の場合は、「物産」君や「ソニ」は大看板がありますので、担当者が下駄をはかせてもらって商売ができます。

一方、あなたは、無名会社のため、提携希望の海外企業とアポを取るのも一苦労、金もないので代理店も雇えず、全部自分でやらざるを得ません。交渉段階に入ってからもこちらの足元を見られてか、法外なフィーを要求され採算が合わない・・。それらの苦難を乗り越えて提携企業との契約締結。

「看板で勝負しているぬるいヤツラとは違います!」。

ってな具合にアピールするしかなさそうです。

ちなみに、あべまには勝てる軸が見つからないので、一旦、お三方に狙いを定めましょう。

「物産」、「ソニ」、「どこも」君との差別化を念頭に置いて、

  • 海外事業進出の際、全く看板の通じない世界で提携実現・事業立ち上げに「ドロ臭く」取り組み、結果を出した話(または、失敗してもすぐに起き上がって別の事業を立ち上げた話)を、
  • 環境への柔軟性、新しいことにチャレンジする姿勢という側面からアピールする

こんな馬力のある企画マンを演じられれば勝機があるかもしれません。

で、そんなストーリーを語れる経験を、「どうにか、こうにか」見つけ出してください。

 

自己PRは求人別に作る?

求人ごとに自分がやってきたことの中で何をアピールしたら勝てるかと考えると、理屈上は求人の数だけ、自己PRが変わることになりますが、実際は、いくつかに集約されます。

それは、

  • 自分の経歴で他人に誇れるものはそれほど多くない
  • 企業の求める人物像は似たようなもの

だからです。

その限られた「勝てる自己PR」をあぶりだすためには、先ほどやったように、関心のある求人票をいくつかピックアップしたら、

  • それごとに実際何をアピールすべきか仮説を立て、
  • 文章として書き出してみる、

を繰り返してください。

 

本当に勝てるか検証しないとダメ

いくつかのアピールポイントの仮説を見つけ出したら、ぜひテストしてください。

無理くり?見つけ出した経歴はあくまで仮説。本当に勝てるかどうかは分かりません。

そこでおすすめなのが、転職エージェントなど企業側視点が少しでもありそうな人によるチェック、そして実地での検証つまり、いくつかの企業に実際に応募し「試し打ち」をしてみます。

作った自己PRを職務経歴書では「実績」として書いたり、面接では口頭でアピールします。

面接まで行けば、何をどのようにアピールすると「食いつき」がいいのか感じ取れるはずです。

もし、いくら受けても書類審査を通過できないならば、根本的に作りこんだ自己PRがズレているか、書き方が悪い可能性があります。そこで、また仮説を考え直し別の企業に応募してみます。

それでも、書類審査が通らないなら、そもそも、自分が忘れている経歴がないかもう一度頭を絞ります。

つまり、

  1. ステップ1:経歴を絞り出す
  2. ステップ2:勝ち抜く自己PRを見つけ出す
  3. ステップ3:検証する

これを繰り返すことによって、自分の自己PRがブラッシュアップされ、最も自分を強力にアピールする自己PRができあがります。

 

以上です。

 


 

このやり方は、私が転職するたびに行っている方法、と言うより転職マニアのように年がら年中(付き合いも含めて)、採用選考に臨んでいる連中がやっている方法です。

一度、真似してみる価値はあると思います。

 

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