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【転職マニアが語る】どうにかして希望の会社に入るテクニック | 転職成功

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転職成功 - 転職活動中の人からすると、

あの会社から内定が欲しい!どうすればいいんだろう?

常に頭の中を渦巻いている思いです。

転職マニアの所に来た、後輩もそうでした。

(以下は実際の座談会に基づいています。)

 

ナルホド君
エイトさん、転職で成功するにはどうしたら良いんですか?
エイト
私?成功してないですよ。成功してたら4回も転職してないと思いますが・・。
ナルホド君
一流企業に行って、給料が上がって、偉くなって、そういった事は成功じゃないですか!
エイト
・・・
ナルホド君
どうしたら行きたい会社に入れるのか?という意味で”成功した転職”の話が聞きたいんです。

 

希望の会社に入るには?

ナルホド君
エイトさんってメーカーの営業から、外資マーケ、広告代理店、金融と転職してるじゃないですか?
エイト
はい。
ナルホド君
その中でも、最初の、製造業の営業から外資系企業のマーケティング職への転職がスゴいなあと。
エイト
なぜですか?
ナルホド君
だって、失礼ながら、聞いた事もない会社の営業から、就職人気ランキングの上位に顔を出す外資系企業の花形職種への転職ですから、普通、考えられないと思うんですが。
エイト
本当に失礼ですね(苦笑)。でも、確かに珍しいかもしれませんね。
ナルホド君
営業ってことはマーケティングの”マ”の字も知らない訳ですよね?そんな人をどうして採用したんでしょうね?
エイト
私に聞かれても困りますが(苦笑)。まず、「未経験でも可」の求人だったんです。
エイト
あと、入社してから面接官の人たちに言われたのが、「ヘンだったから」、「気合が入っていそうだったから」ということでした。

 

希望の会社に気に入られる方法

エイト
別に私がエキセントリックだとか、体育会系だという意味ではありません。自分で言うのも恥ずかしいですが、良く言えば(ムリヤリ良く言えばですよ)、「発想がユニーク」、「馬力がある=推進力がある」という意味だそうです。
ナルホド君
そういう点が、その外資のマーケティング職で求められていたという事ですか?
エイト
そうなんでしょうね。
ナルホド君
でも、マーケティング職というと頭を使うイメージなので、「馬力」が評価されたのは意外ですね。それに、ズバリ「頭の良さ」ではなく「発想力」というのも面白いですね。

 

①自分の特徴を強みに変える

エイト
おそらく「頭の良い」人はすでにたくさんいたから、逆にそうしたものが評価されたんじゃないでしょうか。
ナルホド君
逆に?
エイト
はい。考える人ばかりで、”石にかじりついてでも”遂行する力のある人が不足していたのかもしれません。
エイト
そうした問題意識はどの企業にもあるものです。コミット(コミットメント)という言葉が一時流行ったのもそういうことですよね。
ナルホド君
そうか。
エイト
それに、私が「頭の良さ」で勝負していたら採用してもらえなかったでしょうね。だって、周りには東大だ、MBAだって人がウジャウジャいるんですから、MARCH出身の私が同じ土俵で張り合っても勝てませんよね。
ナルホド君
なるほど。
エイト
そこで、自分の特徴をどうにか生かせないかと考えたんです。「MARCH出身の営業」という属性からくる「体力」「馬力」イメージですね。
ナルホド君
はいはい(笑)。
エイト
でも、ただ単に「馬力」と言っちゃうとバカっぽいので、その延長線上の、「やり抜く力」、「推進力」に"翻訳"しようとしました。先ほども言ったように、これならポジティブです。
エイト
幸い営業成績もそれほど悪くなかったので、なんとか、いけそうかなあと。
ナルホド君
なるほど。

 

②相手の土俵でも負けない切り口を探す

エイト
とはいえ、「推進力」だけでは十分ではないですよね。やはり、どこかで「頭の良さ」はアピールする必要があります。そこで思いついたのが「発想のユニークさ」です。
ナルホド君
どういうことですか?
エイト
「頭の良さ」って2つありますよね。数学に置き換えると分かりやすいんですけど、
ナルホド君
はい。
エイト
数学のテストで同じ100点を取る人でも、いつも模範解答のように標準的な解き方をする人と、ユニークな解法を思いつく人の2種類がいると思うんですよ。
ナルホド君
はい、はい。
エイト
どちらも間違いなく「頭が良い」と言えますが、種類が違いますよね?
ナルホド君
はい。
エイト
で、先ほどの話に戻るんですけど、東大だ、MBAだって言う人たちは”模範解答派”っぽいなと思ったんです。だから、自分が彼らと差別化するなら「ユニーク派」と思わせるしかないだろうと。
ナルホド君
なるほどー。
エイト
それで、自分の経歴を振り返ると、「ユニーク」と翻訳できないこともない経歴もあったので、それを"こねくり回して"アピールすることにしました。

 

③"翻訳"は相手の言葉で

ナルホド君
"こねくり回して"ってことは、相当、”翻訳”したんですね。
エイト
ハハハ!まあ、そうです。例えば、競合企業にいる友達に「うちの商品を○○に売り込んでくれたら、お前ん所の商品を△△で売り込んでやるよ!」と頼んだ話を、「競合企業をエンドーサーにした新規顧客獲得プロモーション」に言い換えたり。
ナルホド君
確かに競合と組むアイデアはユニークですけど、文章の印象が全然違いますね。
エイト
ウソはついてないですよ。中身はまったく一緒です。ただ、ラベルを変えただけです。
ナルホド君
その”ラベル”は、どうやって思いついたんですか?
エイト
たまたまマーケティングの本を読んでたら似たようなことが書いてました。
ナルホド君
パクリか!

 

転職は”お見合い”みたいなもの

バリバリさん
エイトさんの話を聞いていると、最初から狙ってやったかのように聞こえますが・・・。
エイト
正直言うと・・狙ってやったと言えるほど戦略的ではありませんでした 😛 。
ナルホド君
ハハハ!さっきの説明は"後付け"ですか!?
エイト
そういう事です 😉 。実際は、「相手に欲しい人材だと思ってもらうには、自分をどうアピールしたら良いんだろう」と悩んで、求人企業の事とかストーカーのように調べまくって、「おたくら、こんなの好きなんだろ?」、「こんなの、他の奴にはできないだろ?」とアピールしたら、たまたまうまくいっただけ。って言うと、イヤらしい人間だなあ。
バリバリさん
なるほど。それを聞いて、”お見合い”を思い出しました。
エイト
ああ、言われてみれば。
バリバリさん
相手に気に入られるために、相手の好みを調べ、ライバルの事も調べ、それに自分を合わせていく、みたいな。
エイト
最初は"書類審査"というのも同じですね(笑)。

 

転職でも「考え方」は普段通り

バリバリさん
そう考えるとエイトさんの言ってることって、別に難しい話じゃないんですよね。
クヨクヨさん
そうそう。でも、「転職」とか「採用選考」となると、なぜか変な頭の使い方をしちゃってる。
バリバリさん
「転職マニュアル」とかの影響かなあ?
ナルホド君
そうかも。とにかく、難しく考えすぎずに、日ごろやってるように頭を使えばいいってことだね。
バリバリさん
まあ、ナルホド君は、普段からうまくいってないけどね 😛

 

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転職がどうやってもうまくいかない時どうするか?

エイト
「お見合い」という意味では限界もありますよね。誰もが好きな人を落とせるわけではないのと同じで、紹介したテクニックを使っても全員が全員、希望の会社に入れるわけではありません。
ナルホド君
ですよね。それは・・高望みしすぎている場合とか?
エイト
そうですね。自分の経歴をどう"翻訳"しても、相手の望む人物像にはまらない場合がありますよね。
ナルホド君
なるほど。
エイト
ウソの経歴をでっち上げる訳にはいかないですから、その場合は方針を変えないとイケませんね。いたずらに時間を浪費したり、落ち続けてメンタルをやられるのは避けたいです。
ナルホド君
そうですよね。とすると、まずは希望企業を変えるという事でしょうか?

 

第一希望に行く前にワンステップ置いてみる

エイト
それが一つですね。ただ、第一希望をあきらめる必要はありませんよ。例えば、別の会社に狙いを変えるにしても、第一希望の会社に行くのに足りない実績を積める”ステップ”になりそうな会社を狙うとか。
ナルホド君
ああ、なるほど。
エイト
例えば、どうしても電通に行きたいなら、小さい広告代理店で実績を積むのもアリですね。私の友人でそうして最終的に電通まで"登って"行った奴がいます。
ナルホド君
そうかあ。
エイト
あとは、もし転職を"先延ばし"にできるなら、打ち手も違ってきますよね。

 

今の仕事で実績を上げる

エイト
一番の正攻法は、今の会社でもう一度頑張って仕事して実績を積むことですね。
ナルホド君
まさに、正攻法!
エイト
職務経歴書を書いたり、面接対策をしていくうちにアピールできる実績、強みを作っておくことの重要性は痛いほど分かったと思います。それをやるんです。
ナルホド君
確かに痛感しました。
ナルホド君
とは言え、もう辞めようと思う会社で、もう一度起き上がって頑張る!のはムチャクチャしんどいですよね。
エイト
ですね。そこで、職人の世界ではないですが、「今は修行だ、ここで頑張れば明るい未来が開ける!」と信じて頑張れるかどうかですね。
クヨクヨさん
そうかあ。でも、人間関係が原因だったら、しんどいですよね。
エイト
はい・・・。でも、周りのせいで自分の人生が狂わされるのイヤじゃないですか?「そいつらを見返してやる!」と切り替えられれば良いんですけどね。
ナルホド君
ええ。
エイト
ただ、こればっかりは、人それぞれ置かれている状況が違うから、断定的なことは言えませんね。スグに転職する必要がない人に提案する一つの方法というだけです。
エイト
どうしても仕事を頑張れない人には、お馴染みの方法もありますよね。

 

資格等でスペックを上げる

エイト
資格や語学をしたり、留学をしたり、社会人大学院に行ったりのように、分かりやすくスペックを上げるのもアリですよね。
バリバリさん
私も考えました。
エイト
私の友人には社会人大学院に行ったおかげで、今まで書類審査も通らなかった企業からオファーをもらった人が何人もいますよ。
ナルホド君
でも勉強しないといけないんですよね。
エイト
勉強、イヤですか?それなら先ほど話した方法を採るしかないですね。
エイト
ただ、資格や留学は時間もお金もかかりますけど、仕事と違って努力すれば必ず見返りのある世界ですから、より確実な方法とも言えますね。

 

ナルホド君
なるほど。色々あるんだなあ、自分の道を切り開いていく道は。
バリバリさん
そうだね。今まで一つの組織の中で、いかに生きていくかばかり考えてたので、ちょっと視野が広がったというか、前向きになれた気がします。
ナルホド君
結局は自分次第でどうにでもなる、というと言いすぎかな。
エイト
全然!その意気です。

 

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