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【転職マニア解説】外資転職のポイント

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転職マニア 

20代で無名企業のしがない営業から外資マーケティング職に転職。30代で広告代理店、外資系を転々とした末、40代前半で日本の金融機関にマーケティング部長としてヘッドハンティング。転職4回。

 

ナルホド君
エイトさん、お呼びだてしてスミマセン。
エイト
ああ、どうもどうも。今日はどうしました?
ナルホド君
外資系企業に転職するためのコツを教えてもらいたくて来ました。

 

外資系企業の中途採用の選考の特徴

ナルホド君
エイトさんは、外資へも日本企業へも転職経験がありますよね?
エイト
そうですね。
ナルホド君
中途採用に関して何か違いってありましたか?

 

1.職種別採用

エイト
まずは、外資は職種別の採用というのが違いますね。営業なら営業、経理なら経理の人として適正を見て採用します。
ナルホド君
日本企業も今時は職種別じゃないですか?
エイト
確かに。でも、その部署にずっといるかどうかは流動的です。日本企業の多くはジョブローテーションを人材育成の柱にしてますからね。
ナルホド君
外資系の場合はずっと同じ部署ですか?
エイト
ええ。もちろん、中には例外もありますけど、めったに、ジョブローテーションはありません。
ナルホド君
なるほど。そういう意味では外資はジェネラリストではなく、スペシャリストを前提にしているとも言えますか?
エイト
おっしゃる通りですね。

 

2.職務内容が明確

エイト
職種別に採用という事は事前に配属先が決まっていますから職務内容が明確です。
ナルホド君
なるほど。
エイト
例えば、外資の中途採用の場合、必ずJob Description(以下JD)と呼ばれる、どういう業務をしてもらうか、どのような人物が欲しいのか詳細をまとめた書類があります。
ナルホド君
そうなんですね。
エイト
一方、日本企業の場合は用意してない場合も多いし、あってもすごい抽象的で、具体的にどのような業務につくのか不明瞭だったり、ヘタすると、入社したらJDに書かれていた職務内容と全然違っていたという事もありました。
ナルホド君
それは困りますね。
エイト
日本企業では仕事内容を細かく書いたら「その業務しか、させられなくなる」と思うみたいですね。
ナルホド君
なるほど。
エイト
ある日本企業で職務内容を文書にまとめてくれとお願いしたら、「将来どんな仕事をさせるか分からないからまとめられない」と言われたことがありました。
ナルホド君
なるほど。そういう意味でも日本企業はジョブ・ローテーションが前提となっている文化なんでしょうね。
エイト
おっしゃる通りです。

 

3.上司が面接する

エイト
先ほど言ったように、職種別採用ですので、どの部署に配属されるのかも事前に決まっています。
ナルホド君
はい。
エイト
そのため評価するのは人事部だけではなく、実際に一緒に働くことになる部署の役職者も入ります。
ナルホド君
なるほど。
エイト
最初の面接だけは人事がやることも多いですが、2次面接、3次面接と、一緒に働くことになる直属の上司や、その上の上司が出てきます。
ナルホド君
そっちの方が理にかなっている気がしますが、なぜ日本企業はそうしないんでしょうか?
エイト
冒頭で言った通り、どこに配属されるのか分からないからかもしれませんね。
ナルホド君
なるほど。
エイト
ただ日本企業の場合配属先が決まっている求人でも人事部が出しゃばってきますから、「人事権は人事部が握る!」という文化なのかもしれません。

 

4.経験やスキルの質問がするどい

エイト
上司面接に関連して、
ナルホド君
はい。
エイト
面接にはほぼ必ず、上司になる人や部署の偉いさんが出てきますので、面接の質問が仕事寄りのものになります。
ナルホド君
なるほど。
エイト
日本企業の場合は、実は仕事内容がよく分かってない人事の連中が面接をすることが多いので、突っ込みがゆるかったりします。
ナルホド君
そうなんですか?
エイト
特に専門性の高い職種であればあるほど分かってませんから、適当な事を言って煙(けむ)にまいたりもできます。
ナルホド君
なるほど(笑)。
エイト
一方、外資の場合はその職務の専門家が面接しますので、いい加減なことを言ったらすかさず突っ込みが飛んできますし、浅い事を言ったら見透かされます。
ナルホド君
厳しいんですね。

 

バリバリさん
エイトさん、英語の面接は必須ですか?

 

5.英語面接は意外と少ない

エイト
英語面接は会社にもよりますね。上司が外国人なら英語ですが。
バリバリさん
やっぱり。それ恐怖ですね。
エイト
でも、部署によって全然外国人がいない場合もよくあります。例えば営業とか。
バリバリさん
そうなんですか?
エイト
総務とか人事も外国人が少ないかもしれませんね。
エイト
外国人がいても出てこない場合もあるし、
バリバリさん
へえー。
エイト
会社の方針によっては、入ってから使えるようになればいいからと選考で英語力をあまり重視しない会社も意外と多いです。
バリバリさん
そうかあ。必ず英語面接がある訳ではないんですね。
エイト
そこら辺は事前にエージェントに確認した方が良いですね。

 

6.どれくらいの英語力が必要?

バリバリさん
入社に必要な英語力ってどれくらいですか?
エイト
んーー、答えにくいですね。外資は明確に基準がないことが多いんですよ。会社や部署によっては全く何も求められない場合も多いですよ。
バリバリさん
そうなんですね。
エイト
ええ。おそらく日本企業ほど英語アレルギーがないので、「英語なんて入ってから勉強すればスグに追いつける」と思ってるんでしょうね。
バリバリさん
なるほど。そういう所は入ってからの研修が充実してたりするんですか?
エイト
そうですね。アルクのような英語の通信教育をさせられるとかベルリッツみたいな英会話学校に通わされることもありました。でも一番役に立つのはOJT。仕事をやりながら半ば強制的に覚えさせられますよ。
ナルホド君
なるほど。とはいえ、基礎がないとやっていけませんよね。TOEICなら何点くらいあればいいんですか?
エイト
TOEICかあ、どうなんでしょう、600点とかあれば、読み・書きはできそうですよね。
バリバリさん
意外と高い!
エイト
とは言え、450点でも英語をバリバリ使うマーケティング部に入れる会社もありますので、繰り返しになりますが、「会社によります」。

 

外資で内定をGetするのに最低限必要な事

ナルホド君
肝心の外資系企業に入るためのポイントを教えて欲しいんですが。
エイト
ええ、先ほど言われたので考えてたんですけど、
ナルホド君
はい。
エイト
正直、外資だからと言って特別に何か準備しなければいけないとかってないんですよねえ。
ナルホド君
前に言っていた「お見合い」の話くらいってことですか?
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エイト
あれも外資だけの話ではないですし・・。強いて言えば、強いて言えばですよ、「話がうまい」やつが評価される傾向はあるでしょうね。

 

コミュニケーション能力!

エイト
今時、外資に関わらずですが、明快に話のできる人が高い評価を得やすいです。「頭がいい」とか「コミュニケーション能力が高い」とか。
ナルホド君
なるほど。
エイト
元々外資、というか多国籍企業の場合、社員間で文化的な背景が全く違う事もあります。
ナルホド君
ですよね。
エイト
そうすると、「1を聞いて10を知る」とか、「言わなくても分かってよ」的なことが許されません。
ナルホド君
なるほど。
エイト
なので、相手が納得するまで説明することが日常的に求められます。
ナルホド君
はい。
エイト
だから、この説明力という点で劣っていると、仕事を一緒にやりにくいと思われる可能性は高いでしょうね。
バリバリさん
ちなみに、それって日本企業でもそうですよね。話のうまい人、説明の上手な人が評価されるのは。
エイト
おっしゃる通りです。ただ外資はそれが「クドい」くらい求められるというか。私が同じことを日本企業でやったら「理屈っぽい」とレッテルを貼られたくらい、と言えば分かってもらえるでしょうか(笑)。
バリバリさん
なるほど。でも・・私、それ自信ないんですよね。時々テンパって何を言ってるか分からなくなる時があるので。

 

論理的であれ!

エイト
分かります。私もそうでした。話の途中で何を言ってるか分からなくなってました。そこで訓練しました。
バリバリさん
どんな訓練ですか?
エイト
何事にも「なんでだろう?」と考える訓練です。こう考える癖がつくと、いつの間にか理詰めで考えられるようになってます。理詰めで考えられるようになると話すことも自然とまとまってきます。
バリバリさん
なるほど。
エイト
漫才を見て「なんで面白いと思ったんだろう?」、テレビCMを見て「なぜ、つまんないんだろう?」。
エイト
人と話していて「なんでコイツ、嫌いなんだろう?」とか(笑)。いつも「なぜ?」って考えようとしてました。
バリバリさん
いつもですか?大変そう・・。
エイト
確かに最初は「なぜ」を考えるのを忘れてしまうし、中々言語化できないのでイライラしますが、それは最初だけです。続けていくうちに無意識にやるようになってるはずです。
バリバリさん
そうかあ。でも、すぐには論理的思考力も、コミュニケーション能力も身につかないですよね。
エイト
数週間では身につかないですが、数か月もすれば目に見えて効果が表れるはずです。
バリバリさん
それでも数か月か。
エイト
その時間もないというなら、ひたすら「準備」しかないですね。

 

準備!準備!準備!

エイト
その場で考えて、論理立てて話せないなら、あらかじめ論理的な文章を頭に入れて置くしかありません。
バリバリさん
論理的に聞こえる文章というのはどうやって作るんですか?
エイト
それはこちらの記事にも書いてますが、「結論を先に言ってから理由を述べる」という順番で応えると論理的に聞こえます。
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ナルホド君
なるほど。それを全部の質疑応答でやる必要がありますか?ちなみに提出書類も?
エイト
全部です。一つでも何を言ってるか分からないと、それだけで「×」が付くこともあります。
ナルホド君
大変そうだなあ。やっぱり外資、やめようかなあ。
エイト
あのー、ナルホド君。外資に限らず、面接中テンパって何を言っているか分からなくなる人は通りませんよ。
ナルホド君
ですよね。
エイト
自信がないなら完璧に用意するしかありません。でも用意すれば必ず乗り越えられます。簡単じゃないですか。
ナルホド君
まあ、そうですけど。やるのが面倒くさいんですよ。
エイト
ナルホド君、真面目に人生考えましょうね。ぬるいこと言ってると、ズーっとぬるいまま人生終わりますよ。
ナルホド君
スミマセン・・・。

 

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