通る職務経歴書の書き方

【転職マニア解説】職務経歴書の書き方2 - 実践編

更新日:

転職マニア 

20代で無名企業のしがない営業から外資マーケティング職に転職。30代で広告代理店、外資系を転々とした末、40代前半で日本の金融機関にマーケティング部長としてヘッドハンティング。転職4回。

 

職務経歴書は体裁・フォーマットが分かったところで、いざ手を動かそうとすると「どうやって書いたらいいか分からない・・・」。

以前、"転職マニアのエイト"に職務経歴書のフォーマットを習った3人の後輩がこんどは添削をお願いしました。

 

エイト
前回、職務経歴書のフォーマットを紹介しながら、書き方のお話をしました。それで、みなさんに一度書いてみてもらって、事前に送ってもらいましたね。
転職テクニック
【転職マニア解説】職務経歴書の書き方(書き方例、フォーマットあり)

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クヨクヨさん
はい。
エイト
どうでした?
ナルホド君
一応、項目は埋めたのですが、これで良いのかどうかが分かりません。
クヨクヨさん
思った以上に苦労しました。
エイト
なるほど。見ながらちょっとお話ししましょうか?まずは、ナルホド君の職務経歴書からです。

 

営業担当者の職務経歴書の添削

職務経歴書フォーマット_ 営業職

 

エイト
良く書けてますよ。自信なさそうにしていましたが、謙遜ですね。
ナルホド君
いえいえ、本当に自信がありません。
エイト
どこが苦労しましたか?
ナルホド君
やっぱり、実績です。色々と今までやってきたことをすべて書き出して、一つ一つ振り返ったんですが、中々アピールできる実績がないんですよねえ。
エイト
あるじゃないですか。非常によく書けてますよ。まず良いのは、フォーマットがナルホド君のオリジナルな所。良いですねえ。
ナルホド君
ありがとうございます。実はエイトさんと”テレビ局さん”と、もちろん”神”のフォーマットを足しました。どれも試してみたんですが、中々書けなくて・・・。
エイト
3人のフォーマットはこれですね。

 

職務経歴書フォーマット_基本  職務経歴書フォーマット_テレビ局

職務経歴書フォーマット_神

 

ナルホド君
はい。この3つを書きやすいように組み合わせました。
エイト
それで良いんですよ。こうでなければいけないなんて書き方はないですからね。読みやすさを損なわなければ、自分がアピールするのに都合が良いように、フォーマットなんて変えちゃえば良いんです。すばらしい!
ナルホド君
ありがとうございます。
エイト
次に良いのは、「職務経歴」の≪業務≫の所。自分がどれだけ困難な業務をしているかをさりげなくアピールできていますね。「最大の」とか、「新規開拓」とか書いてあるので、難易度の高い営業をしてたんだなあ思いました。

職務経歴書フォーマット_ 営業職_業務

ナルホド君
実は、そこは僕なりにこだわりました。

 

エイト
≪実績≫の書き方も良いですね。「前年対比」とか「同期社員」といった比較対象を見つけたのは良いです。ちなみに予算比は何%だったんですか?

職務経歴書_ 営業職_実績

ナルホド君
予算は未達でした。言い訳するとウチは目標が異常に高いんですよ!
エイト
良くある話です(笑)。それでも、市場より伸びてるんでしょ?いいじゃないですか。シェアを伸ばしているという事ですから。
ナルホド君
そう考えていいんですよね。
エイト
そうですよ。一々、謙遜してはいけません。私たち日本人は「オレが!オレが!」に慣れていませんが、ここは恥ずかしげもなく、言っちゃいましょう。
ナルホド君
分かりました。
エイト
この「入社2年目に激戦区担当に抜擢」というのも良いですねえ。ちなみに、これ、本当ですか?
ナルホド君
激戦区は本当ですが、「抜擢」は正直、チョット誇張してます。実は担当だった先輩が急に退職してしまって、それで所長が困って「お前、やれ!」っていうのが真相で。棚ぼたというか、窮余の策というか。
エイト
それでも、やれない人には任せないでしょうから、間違いなく「抜擢」じゃないですか!そんなの観点の違いの話ですから、謙遜する必要ありません。胸を張って言っちゃいましょう。
ナルホド君
あっ、はい。
バリバリさん
そんなものなんですね。
エイト
そんなものです。みーんな、やってます。私なんか、お笑い芸人くらい”盛って”ますよ。ウソは絶対に!いけませんが、”見方を変えるとそうとも言える”と説明できるなら、ウソではありません!自信をもってアピールしましょう。
バリバリさん
はい。
エイト
"神"フォーマットの≪特筆すべき実績≫の文言を、≪実績具体例≫と書き換えたんですね。

職務経歴書フォーマット_ ナルホド君_実績

ナルホド君
ええ。「特筆すべき」というには僕の実績はちょっと”しょぼい”と思ったので。
エイト
良いですねえ!”読み手目線”に立ってるじゃないですか。先ほど、「恥ずかしげもなくアピールしましょう」と言いましたが、言葉遣い一つで、「コイツ、自慢してるな」と反発されるか、「スゴイねぇ!!」と称賛されるか変わってきますので、そうした心遣いは重要です。
ナルホド君
良かった。
エイト
というようにナルホド君の職務経歴書は非常に良いんですが、もっとよくなるポテンシャルがあります。
ナルホド君
それは・・?
エイト
≪実績具体例≫の書き方が”改善の余地あり”ですね。

 

職務経歴書フォーマット_ ナルホド君_実績

(当実績の文章はマイナビに記載されていたものをそのまま引っ張ってきました)

 

エイト
この前話した、ダメな例に共通する3つのポイントを覚えてますか?
ナルホド君
はい。「結果が書いてない」、「あれもこれも書いてしまう」、「具体性が乏しい」ですよね。
エイト
はい。それに基づいてチェックしてみると・・・。
ナルホド君
そうか、結果が数字で書いてないですね。
エイト
まずはそれです。営業は数字で仕事を管理してますよね。それなら必ずそれを書かないと。ここで言うとアポイント取得率とか、実際の契約締結率みたいなものを書ければ良いですね。
ナルホド君
そうでした・・。
エイト
次に、「あれもこれも」はどうでしょう?
ナルホド君
その点は大丈夫そうかな・・・
エイト
1つ目のパラグラフでは課題を解決した話が書いてますが、2つ目のパラグラフでは、「お客様を理解しようとする姿勢」とか、「行動力」、「チャレンジ精神」の話になってますね。
ナルホド君
はい。
エイト
後の3つは有効なアピールになっていますでしょうか?
ナルホド君
ああ、具体例が何もないので浮いちゃってますよね。”なくてもいい”文章になってます。
エイト
そうですね。「具体性が乏しい」ので強くアピールしませんよね。しかも、アピールポイントが、「課題解決」、「顧客理解」、「行動力」、「チャレンジ精神」と4つもあります。
ナルホド君
はい。
エイト
これは考え方ですけれども、最初の「課題解決」の話が面白いなら、この”後の3つ”を全部削除して、最初の話をもっと膨らませることに紙面を使う方が良さそうですね。
ナルホド君
なるほど。
エイト
というようなことを考えて、大変失礼ながら、チョット手を入れさせてもらいました。

 

職務経歴書フォーマット_ ナルホド君_実績

 

職務経歴書フォーマット_ ナルホド君_実績_修正

 

エイト
「考えるより動け」というのは、勝手に「スピード感あふれる職場」から推測して書き直しちゃいました。
ナルホド君
全然問題ないです。それも言われます。
エイト
そうですか。こう書くと、求人先企業にもよりますが、会社の方針を自分なりに噛み砕いて「主体的に」行動できる人という印象も加えられます。
ナルホド君
確かにそうですね。
エイト
数字の話も、アポイント件数や新規開拓件数の増加を具体的に書いてみました。ちなみに、ここら辺の件数は増えてます?
ナルホド君
増えてます。
エイト
全体的な印象はどうでしょう?
ナルホド君
全然印象が変わりましたね。エイトさんに修正してもらった方が、話を1つに集中させて具体性が増えた分、インパクトがありますね。
バリバリさん
全然違う!でも、こんなのいきなり書けないかも・・・。
エイト
これが正解という事ではないですからね。単なる一例です。自分なりに指摘を踏まえて書き直してみてください。
ナルホド君
分かりました。
エイト
それではもう一ついってみましょうか?えーっと、クヨクヨさんのをやってみましょう。

 

経理担当者の職務経歴書の添削

クヨクヨさん
えーっ、まだ全然できてないんですけど。
エイト
そんなことないですよ。フォーマットはナルホド君と一緒ですね。
クヨクヨさん
はい。ナルホド君からもらいました。書いているのは、ほぼ≪実績具体例≫の所だけです。そこが一番重要だと思ったので。
エイト
おっしゃる通りです。
クヨクヨさん
アピールすべき実績が見つからずにすごく悩んだんですが、こちらの記事を見て何とかひねり出しました。
転職テクニック
【転職マニア解説】アピールできる経歴がない・・という人のための見つけ方1

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エイト
確かに難しいですよね。ちょっと拝見します。

 

職務経歴書フォーマット_ 経理担当者

 

 

職務経歴書フォーマット_ クヨクヨさん_実績

(当実績の文章はマイナビに記載されていたものをそのまま引っ張ってきました)

 

エイト
クヨクヨさんは経理なんですよね。
クヨクヨさん
はい。
エイト
第一印象は、クヨクヨさんが思っているほど悪くないですよ。良く書けていると思います。こんなに書けてませんよ、普通。
クヨクヨさん
そうですか。安心しました。
エイト
ちなみに「旧債現場」というのは、未回収の売掛金みたいなものですか?
クヨクヨさん
そうです。
エイト
まず良いのは、一つの実例に基づいて実績を説明していて「あれもこれも」じゃない所が非常に良いと思いました。
ナルホド君
オレより良いな!

 

職務経歴書フォーマット_ クヨクヨさん_実績

 

エイト
ただ、もっと良くなりますよ。まずは・・・
ナルホド君
数字ですよね。
エイト
おっしゃる通りです。ナルホド君、学んでますね。旧債案件の物件数の減少などについて数字で触れられると説得力が増しますねえ。
クヨクヨさん
ですよね。ナルホド君へのフィードバックを聞いてて気づきました。
エイト
すばらしい。あとは、これは「ダメな例の3つのポイント」から先の話、”応用編”ですが、「どうやったら実績がスゴそうに見えるか」という点で非常に惜しいと思います。
クヨクヨさん
あんまりスゴくないですよね?
エイト
んー、本当はすごいのに"書きぶり"が少々淡白すぎるというか、謙遜しすぎというか。例えば、この提案である「修理を請け負う前にしっかり費用を説明する」とか、「支払日を過ぎたら督促の電話をする」というのは、正直言って、それほど目新しい事ではないですよね。
クヨクヨさん
はい。
エイト
なので、このままだとスゴさが伝わりません。でも、見方を変えるとこれはスゴイんですよ。私が思うに、これまでは言われてきたのに、反対されて実現できなかった正論をみんなに納得させたという所が特に。
クヨクヨさん
えっ、そうなんですか?
エイト
そうですよ!仕事では正論であっても色々理由をつけて行われていないことって、よくありますよね?それをもう一度提案して、説得して、行動に移させるのって、実はスゴい馬力のいる事で誰にでもできる事ではありません。
クヨクヨさん
そうですか?
エイト
はい。どんな会社でも、どんな職種でも、「口」ばかりでなく、実際に実現できる「推進力」のある人材を求めていますので、これはアピールポイントになります。
クヨクヨさん
はあ。
エイト
クヨクヨさん、実現するのは大変だったんじゃないですか?例えば、提案した時、おっさん連中が「そんなのムリだ」とかって否定してきませんでしたか?
クヨクヨさん
はい、「ダメだし」されました。それで悔しくて。周りの人も「クヨクヨさんが正しいよ」とか言いながら、何のバックアップもしてくれなくて。
エイト
それに負けずに!正しいことをやったのがすばらしいんですよ。その粘り強さが伝わるように書いてください。例えば、これは私の創作ですが、こんな感じに書き直してみました。

 

職務経歴書フォーマット_ クヨクヨさん_実績

職務経歴書フォーマット_ クヨクヨさん_実績_修正

 

エイト
提案自体が”普通”であることはあえて触れました。どうせ思われてしまうなら、こちらから先に触れておけばネガティブな印象を押さえられますので。
クヨクヨさん
そうか、なるほど。
クヨクヨさん
「お客さんが減ったらどうするんだ!」って確かに言われました。よく分かりましたね。
エイト
だと思いました。そういう”抵抗勢力”、”守旧派”の反対は、どこの会社でも”あるある”ですよ。そうした反対を具体的に書く事で、その反対派を説得したクヨクヨさんのスゴさが際立つわけです。
クヨクヨさん
そうか。
エイト
で、説得方法についてですが、「何度も言った」というだけではスゴそうに聞こえないので、「データを検証」という話にしました。実際、感覚論ではなく、データで検証してますよね。
クヨクヨさん
はい。確かに上司に言われてお客様の声とか色々検証しましたが、「私独自」、「データ」というと、何か、大げさな気が・・・。
エイト
検証したのはクヨクヨさんですよね?
クヨクヨさん
それはそうです。

エイト
なら「私独自」じゃないですか。それに、お客様の声も”データ”ですよ。
クヨクヨさん
そうですか。
エイト
そうです!あのー、もしかして自分がやったことが大したことない、とか思ってません?
クヨクヨさん
えー、はい。
エイト
その認識、間違えてますよ。クヨクヨさんから見てたいしたことなくても、他の人から見たらスゴイ事なんです。胸を張ってくださいね。
クヨクヨさん
はい(笑)。なんか、洗脳されているみたい。
エイト
ハハハ!正直、そうした面もあります。自分でたいしたことないと思ってたら、文章はまだいいとして、面接に行ったら自信をもってアピールできないでしょ?
クヨクヨさん
確かにそうですね。
エイト
ちなみに、「上司が検証を了承し」も勝手に書いちゃいましたが、実際、提案を実行に移す前に「テスト」してませんか?試行というか、試しにやってみるか!みたいなことです。
クヨクヨさん
ありました、ありました。「会社全体の方針に関わることだから」という事で。
エイト
良かった。こうした債券、売掛といったビジネス上、重要な指標に関わる提案を「検証」もせずに上司が受け入れたとなると「甘い会社だな」と思われ、クヨクヨさんの推進力のスゴさが半減してしまうので、入れた方が良いですね。
クヨクヨさん
ああ、そういうことですか。
エイト
本当は、反対派を説得した”検証データ”の事にもう少し詳しく触れた方が良いんですが、詳しいことが分からなかったので、その加筆はクヨクヨさんにお任せします。
クヨクヨさん
はい、それくらいはやります。それにしても、私が最初に書いた文章とは全然違うので、自分がやったことじゃないみたいですね。
エイト
クヨクヨさんがやったことじゃないですか、間違いなく。
クヨクヨさん
そうなんですよね。なんだか、ちょっと自信が持てました。

 

エイト
今回は二人の職務経歴書を見てみましたが、いかがだったでしょうか?
ナルホド君
「ダメな職務経歴書の”あるある”ポイント」は見に着いた気がします。
クヨクヨさん
そうだね。でも、「たいしたことない経歴をどう見せたらよいか?」は、難しかったなあ。一人でやれる自信がありません。

 

たいしたことない経歴を輝かせる方法

その1:求人企業の求める人材像に寄せる

エイト
そこは会社員としての知識が乏しい若い人ほど苦労するかもしれませんね。ただ、必要なのは”会社がどんな人材を求めているのか?”です。それさえ分かれば、どう書くと会社が評価しやすいか、分かるようになりますよ。
ナルホド君
そうかぁ。でも、会社の求める人材はどうやって知るんですか?
エイト
まずは求人票ですよね。
ナルホド君
そうでした!
エイト
それから、転職エージェントの人に聞いたり、その企業のウェブサイトはもちろん、関連する本を読んだり、ありとあらゆる情報を集める事です。
バリバリさん
なるほど。それぞれの情報のどこを見たら良いんでしょうか?
エイト
ちょっとまとめておきましょうか。

 

①求人情報を見る

エイト
今、転職サイトから実際の求人を引っ張ってきましたけど、こういうこと書いてますよね。職務経験に関するものだったり、スキル・能力に関わるものだったり、仕事に臨む姿勢だったり。
エイト
分かりやすいように、種類によって色分けしました。赤の文章が"経験"、青が"スキル"、黄緑が"姿勢"に関するものになります。
求人先 求める経験・スキル・姿勢
サントリー食品インターナショナル(株)の営業職
  • BtoB法人営業経験3年以上の方(業界問わず)
  • 目標達成意欲が高く、「どうやったらできるか」を考え能動的に動ける方
  • 多様な価値観を素直に受け入れられる柔軟さをお持ちの方
  • 集計や分析業務などに抵抗感がなく数字に強い方
  • 変化をいとわず、変わることが楽しいと思える方
サッポロビール(株)の営業職
  • 【大卒以上】業界を問わず原則2年以上の営業経験がある方 ※要普通免許
  • サッポロに、またそのサッポロ商品のファンの皆様に惜しみない愛情を注げる方
  • お客様の懐に入り込み、お客様のためになるような提案やきめ細かいフォローが積極的にできる方
日産自動車(株)のマーケティング職
  • 必須条件:マーケティング経験
  • 歓迎条件:WEBマーケティング経験(コンテンツ・SNSなどの活用)
  • 目標達成に向けて最後まで粘り強く努力することができる
  • 自らの意志を強く持ち、困難な状況下でも関係者と折衝し説得できる
  • 幅広い視野で情報を集め、事実を客観的に評価しわかりやすく説明できる
  • 必要な情報を分析して解決策を論理的に導くことができる
  • 探究心が旺盛で自己研鑽意欲がある

 

バリバリさん
あー、本当ですね。
エイト
こうしたものをアピールできそうな実績を書きます。
ナルホド君
なるほど。

 

②転職エージェントに聞く

エイト
転職エージェントには、その企業が求人をするに至った理由、つまりなぜ内部の人ではダメなのか?を聞くだけでも、どんな人物を求めているのか分かりますよね。
エイト
もちろん、今までその会社に入った人がどのような人が多かったかという傾向があればそれも参考になりますよね。
エイト
なるほど。
エイト
ただ、エージェントもすべての企業の求人の情報を持っているわけではないですから、情報があやふやなら聞いてきていただくようお願いしましょう。

 

③ウェブサイトや本を読む

エイト
ウェブサイトはもちろん、本も役に立ちますよ。
バリバリさん
どんな本が良いですか?
エイト
その求人に関係ありそうなものなら何でもいいんですよ。例えば、その企業に関連する本とか。新たな職種に挑戦したいなら、例えば、営業がやりたいなら営業をやってきた人が書いた本を読むとか。
エイト
私が最初マーケティング職に転職した時は、マーケティングの教科書を3冊ほど読みましたよ。
ナルホド君
役に立ちます、本て?
エイト
その本の内容うんぬんより、そうした仕事をしている人の考え方のくせが分かるので、それは役に立ちましたよ。
ナルホド君
なるほど。
エイト
その上で、もう一つ。

 

その2:他の候補者に勝てるか?という視点で見る

エイト
先ほどから話している「求人企業の求める人物像に寄せる時」には、「他の候補者に勝てるか?」という視点は必要です。
ナルホド君
ああ、そういうことですか。
エイト
ええ。求人企業の求める人材と言っても1種類ではありませんよね。求人票を見ても色々書いてあるのは先ほど見た通りです。
ナルホド君
はい。
エイト
でも、自分がアピールしている経歴が、たまたま他の候補者もアピールしていて、それよりも劣っていたら台無しですよね?
ナルホド君
そりゃあ、そうですね。”差別化”が必要という事ですか?
エイト
そういうことです。
ナルホド君
でも、他の候補者の情報なんてどうやって集めるんですか?
エイト
基本的にエージェントに頼るしかありません。力のあるエージェントなら他の候補者の情報を持っている場合があります。
ナルホド君
へえー。そうなんだ。
エイト
ただ、それはレアケースかもしれませんね。なので、他の候補者の人物像が分からない場合は、他の候補者≒求人企業の従業員の平均像と置き換えて考えると良いですね。
ナルホド君
なるほど。
エイト
実際、採用選考をしている人間も、「この人はウチの同年代の人よりもすごい仕事をしているなあ」というように自然と自社社員と比べているものです。
ナルホド君
はい、はい。
エイト
その会社にどのような人がいるのかというのは、今までどのような人が採用されたのかといった情報や、企業の採用ページに載っている先輩の体験談とか、それこそ先ほど言ったニュース記事や本でも類推することはできます。
ナルホド君
なるほど。
エイト
そうした人と自分を比べてどこが勝てるだろうか?という事も考えて職務経歴書を書ければ、最強ですね。
ナルホド君
そうかあ。企業好みの人材で、他よりも優れていたり、他が持っていないスキルや経験があれば、即採用!ですよね。そういうケースって、エイトさんもあるんですか?
エイト
ありますよ。例えば、私の最初の転職で外資系企業を受けた時、”高学歴野郎”ばかりの企業だと分かったので、逆に頭良いアピールはせずに、発想力のような別の切り口で勝負した事があります。
ナルホド君
なるほど。そういう差別化ですね。とにもかくにも情報集めから頑張ってみます。
エイト
頑張ってください!

 

クヨクヨさん
エイトさん、最後の質問なんですけど、「求人企業の事を知る」ということは、求人ごとに職務経歴書に書く内容を変えるという事でしょうか?

 

職務経歴書は求人ごとに書き換えるか?

エイト
理想としてはそうです。実際、私も変えてました。
クヨクヨさん
10社応募したら10通り、経歴の書き方を変えると。
エイト
理屈上はそうですね。ただ、アピールできる実績なんてそんなにたくさんないですよね。それに、だいたい、企業の求めることは似通っていますので、同じ実績を「見かた」を変えてアピールするといった方が実情に近いですね。
クヨクヨさん
なるほど。
エイト
ちなみに、みなさんは、今回、具体的に求人票を見ながら書きました?
クヨクヨさん
書いてません・・・。
エイト
逆にスゴイですね。相手が見えないのに、よくあそこまで書けましたねぇ。でも、相手が見えればもっと相手に刺さる職務経歴書が書けるはずです。頑張ってください。
クヨクヨさん
やってみます!

 

 

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