20代で無名企業のしがない営業から外資マーケティング職に転職。30代で広告代理店、外資系を転々とした末、40代前半で日本の金融機関にマーケティング部長としてヘッドハンティング。転職4回。
twitter: @jobHopper_eight
世界5大エグゼクティブサーチの一つスペンサースチュアートとの付き合いは30代前半(確か32才くらい)に遡りますので、10年以上のお付き合いです。
「そろそろ転職しようかな」といった節目の時には、案件を色々とご紹介いただきました。
そこで、他の有名サーチ会社と比較してスペンサースチュアートのヘッドハンターってどんな感じなのか、主に5大サーチ会社との比較でお話しさせていただきます。
最初の出会い
確か私が広告代理店にいる時、同じタイミングで転職してきた友人に紹介してもらったのが最初でした。
32歳の時でした。
先方とはホテルオークラのロビーで待ち合わせ、そのまま中のカフェで1時間くらい話したんじゃないかなあと。
相手の方は、40がらみのビシっとスーツを着た方で(まあ、どこの人もスーツ着ますが)、そのスーツがやたらと高そうだったのを覚えています。
その時は確か「案件があったら紹介します」と言われて別れたものの、具体的な案件の紹介までは行かなかったと記憶しています。
その後1年後に、当時のスペンサースチュアートの社長から連絡が入るようになり、会ったのが確か恵比寿のウェスティンのロビーのラウンジでした。
その時は、ラグジュアリーブランドのNo.2を探しているということで、全く関心がなかったんですが、この人と繋がっていた方がいいだろうと思い、とりあえず受けてみることに。
社長面接も通ったんですが、結局お断りすることになりました。
これで「売れる!」と思ってもらえたんでしょうか?その後も継続的にご紹介いただき、またスペンサースチュアートの他のヘッドハンターの方にも声をかけていただくようになりました。
ヘッドハンターは野武士集団?
当時の方々はそれぞれが独立してやっているような、野武士集団のようなイメージでした。
もちろん、高そうなスーツでバシッと決めていて、ご多分に漏れず有名欧米大学院のMBAホルダーとか、前職が有名外資の人事部長とか、キラキラキャリア系。
なんですが、エリート然としたコーンフェリーとも違うし、紳士的なエゴンゼンダーとも違うし、キャラが一つに決まらない。
ものすごーくダンディな人がいたり、海千山千のやたらと押しの強い人がいたり、やたらと男前がいたり(これは関係ありませんね・・)。
そういう意味では自由度が高いのかもしれませんね。
案件は外資のエグゼクティブ
私に限って言えば、紹介された中に日本企業は1件もありませんでした。
フランスのラグジュアリーブランド、アメリカのスポーツブランド、ドイツの製薬会社・・・あまり挙げると怒られそうなのでこれくらいにしますが、基本的には本国で既にスペンサースチュアートと関係のある所が日本市場に進出・拡大するのを手伝っている印象です。
ポジション的には、社長から課長(マネージャーレベル)まで幅広く、押さえている感じです。
社長を据えて、その下のポジションも探す、なんて時に30代だった私にお声がけいただいていた印象です。
スペンサースチュアートに声をかけてもらうには?
私の場合は友人からの紹介がきっかけでしたが、公式サイトから登録もできるようです。
もちろん、登録したからと言って案件を紹介してもらえるとは限りませんが、その時のクライアント企業のニーズによっては経験・スキルが引っかかる可能性はあるでしょう。
特に、外資系企業がクライアントに多いので、
- 有名外資系企業勤務経験
- MBAホルダー
- 海外勤務経験
があるとプラスに働くはずです。
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