通る職務経歴書の書き方

【転職マニア解説】職務経歴書の書き方(書き方例、テンプレ、フォーマット)

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転職、中途入社となると履歴書の他に、職務経歴書というものを提出しなければなりません。でも、どうやって書いたらいいのでしょうか?

 

そもそも職務経歴書とは?

職務経歴書は海外では「レジュメ(Resume)」と呼ばれています。

そう、履歴書です。

でも、日本では別物として扱われてますよね。これは、日本の履歴書は職歴が分かりにくいからです。

なぜか日本の履歴書はフォーマットが固定されていて、氏名、住所から学歴、職歴、資格、趣味まで幅広くカバーするモノを指すようになってますよね(下記参照)。

履歴書テンプレート

 

昔のように出身地や学歴、勤務社名が重視され、中途採用がほとんどいない時代ならこれでも良かったんでしょう。

でも、最近の中途採用の増加、実力主義の浸透から、海外の履歴書にならって職務経歴に的を絞ったフォーマットのものを日本の企業も欲しがるようになったという訳です。

ちなみに、外資系企業は履歴書を提出しないことがほとんどですが、なぜか日本企業ではいまだに履歴書も提出させるところが多いです。

形式主義ですな。

 

職務経歴書は何のために書くか?

応募者側からすると、その目的は「求人企業に自分の職歴を詳しく説明すること」。

こう考えている人が多いです。実際、応募者の職務経歴書を見ると、やってきたことをずらーっと列挙しているものばかり。

でも、求人企業側からすると「この人、いろんな仕事をしてきたみたいだけど、ウチの求人職務をこなすのに十分な経験やスキルがあるのかよく分からないなあ」。

勘の言い方はお察しの通り、職務経歴書の目的は正確に言うと、「採用担当者に、求人職務に関連する経験やスキルをアピールし、自分が適任だと思わせること」になります。

 

職務経歴書に書く必須項目は?

職務経歴書には何を書くのかと言うのは、厳密には求人ごとに違う事になりますが、書くべき「項目」は決まっています。

実例を見ながらご説明しましょう。

まずは私の職務経歴書フォーマットです(書いてる内容はデタラメです)。

なお、これで外資系企業はもちろん、日本の大手広告代理店も金融も通ってます。

 

職務経歴書フォーマット_基本

 

書いている項目は次の6つですね。

  1. 氏名、連絡先
  2. 経歴サマリー
  3. 職務経歴
  4. 最終学歴
  5. 語学
  6. 資格

「1.名前」と「3.職務経歴」は言わずもがなですね。

2の「サマリー」はなくてもいいのですが、私のように多くの職場で働いてきて、やってきたことが多岐にわたる場合は、あった方が自分のアピールポイントを分かってもらいやすいです。

 

「5.語学」や「6.資格」は必須ではありませんが、関連職務をこなすうえでプラスになりそうとか、TOEICなどで高得点を取っているなら、書いた方がいいでしょう。

求人職務で英語が必要なら、苦手でもどれくらいできるか書くべきです。

でもTOIEC等であまりに低い点数だとマイナスなので、書類には「日常会話レベル」くらいの書き方にし、面接で正直に伝えると言う人もいます。

なお、会社や部署にもよりますが、外資系企業でも、「英語なんて勉強すれば誰でもできる」としてそれほど重視してない面接官も多いです(私も含め)。

 

資格は、業務と関係なければプラスになりませんので書く必要はありません。

ただ、業務と関係するか分からない場合や、項目ごと削除すると職務経歴書が寂しくなるなら、一応、普通自動車免許など書いても構いません。

書いても、関係なければ無視されるだけ。マイナスにはなりません。

 

「4.学歴」は職務経歴ではありませんが、職務経歴書が履歴書代わりになることもあるので、書くのが普通です。

 

なお、写真は載せなくても構いません。単なる私の趣味です 🙂 。

 

職務経歴には何を書くか?

基本的には、これまた6つです。

  1. どこの会社で
  2. いつから
  3. どの部署で、
  4. どのような役職で(「主任」など役職についている場合)
  5. どのような仕事をしているか(職務内容)
  6. どのような結果を出したか(実績)

この6つの項目を、職務が変わるごとに書きます。例えば、このように営業と企画部とで分けて書きます。

 

職務経歴書フォーマット_基本

 

 

  1. どこの会社で
  2. いつから
  3. どの部署で、
  4. どのような役職で(「主任」など役職についている場合)
  5. どのような仕事をしているか(職務内容)
  6. どのような結果を出したか(実績)

それぞれ説明します。

 

1.どこの会社で

有名な会社でも、主な事業や業界での位置づけなど説明します。

 

3.どの部署で

部署の説明も書いた方がいいですが、見れば想像できる場合(例:営業部)や、その後の職務内容の説明を見ればわかるなら、部署名だけでも構いません。

 

4.どのような役職で

これも部署名と同じで、説明はなくても構いません。

 

5の職務内容と、6の実績

職務経歴書のハイライトですので、求人職務に自分が適任であると見せつけるように書きます。

 

 

職歴はどのように書くか?

基本的に、冒頭で話した目的が達成できるのならばどのように書いても構いませんが、どれくらい自由に書いていいのか理解いただくために、私の友人たちの職務経歴書フォーマットも紹介します。

 

人に誇れる実績がある場合

コチラは、転職回数12回、現在、外資系企業No.2の、職務経歴書フォーマットです。

普通は12回も転職できませんので(7~8回やったら敬遠され始めます)、我々転職マニアの中でも「神」扱いされている人です。

職務経歴書フォーマット_神

 

書かれている項目は同じなんですが、私のものとは随分印象が違うかもしれません。

それは、実績を前面に出した書き方になっているからです。

その会社でのハイライトとして最大の実績を別途取り出し、「特筆すべき実績」として語り、その実績の中身も「何をしたか」と「成功要因」に分けて細かく説明しています。

こうすることで、実績のスゴさだけでなく、頭の良さも伝わります。

 

職務が多岐にわたっている場合

これは、私の友人で、外資系企業からテレビ局に転職した人の職務経歴書フォーマットです。

職務経歴書フォーマット_テレビ局

 

コチラも項目は一緒ですが、違いは、職務内容と実績に分けて、箇条書きにしているところ。

上の「転職12回の人」のものと比べるとメリハリはありませんが、分かりやすさは満点なので、職務が多岐にわたっていて様々な業務ができる事をアピールしたい場合には効果的だと思います。

 

どのフォーマットがいい?

結局は、求人の職務内容や自分の実績に合わせて選べばいいと思います。

もちろん、先ほどの必須項目が網羅されているのなら、どのような書き方をしても構いませんので、色々な書き方を試してみてください。

 

 

職務経歴書の書き方の注意点

どのように書いてもいいとはいえ、注意した方がいい点はあります。

 

履歴の順番は求人企業に合わせる

先ほど紹介した3種類のフォーマットは、新しい職歴から古い職歴への順番で書いています。外資系企業ではこの順番が好まれます。

日本の企業は、古い職歴から書く場合も、新しい職歴から書く場合もどちらもありますので、転職エージェントに求人企業はどちらが好みか(慣れているのか)、事前に確認した方がいいでしょう。

 

求人職務に関係する事を書く

冒頭でお話しした通り、職務経歴書の目的はあくまで求人職務へのあなたの適性をアピールすることにあります。

ですので、できるだけ、関連のある職務や実績を選んでください。

ないと思っても、あるように見えるよう、強引にこじつけてください。

 

結果を書く

やった仕事はたくさん書いているのに、その仕事の”結果”を書かない人がいます。さきほどのテレビ局に転職した人のフォーマットで言うと(下記)、「業務内容」だけで「実績」が書いてない、みたいな人です。

業務内容と実績の書き方

 

先ほども言いましたが、職務経歴書は「求人職務をこなせる能力が私にはあります!」とアピールするもの。求人企業側も、「どれくらいできる人なんだろう?」と思ってみます。

そこで、”やった”業務しか書いてなかったら、評価できませんので、印象に残りません。結果、うまくアピールした人に負けてしまいます。

では、どうやって結果を書くか?それは、客観的指標を使うこと。

「しっかりやりました」とか「限界までやりきりました」といった主観的な話をされても、よく分かりませんよね?

そこで、客観的に誰もがうなづける尺度、例えば、営業職のように数字で管理されているなら予算比(前年比)〇%達成のように具体的に書いてアピールします。

 

数字で管理している職種なら結果数字は必須

数字が悪くても、営業職など数字で管理される職種なら書かないと、「数字に対する意識が低いのか?」などと仕事の姿勢を疑われますので、書いた方が得策です。

とは言え、悪い数字をそのまま書いてもマイナスですので、工夫して書きます。

例えば、予算比で未達でも前年比なら100%を超えているなら、そちらだけを書くとか。未達でも、本社や支店の平均、はたまた市場の伸び率は上回っているなら、そちらを書くとか。

達成率が100%を超えるような比較対象をどうにかして見つけてください。

 

数値目標がなくても客観的指標で仕事の質を表す

経理など数字で計りにくい仕事をしている人は「経験」だけでも「ある程度できる」と判断されます。

しかし、その業務を1人で全部できたり、チーム作業でも主導的な役割を果たした経験があるのなら、それをぜひ!アピールすべきです。

サポート役だったとしても、スケジュール通り回したとか、1年間ノーミスだったとか仕事の質を客観的に示した方があなたの資質の高さをアピールできます。

ちなみに、あえて結果を書かず「四半期ごとの全社P&L作成」、「新卒採用担当」等とぼかして、あたかも自分が全部やった、仕切ったと誤解させる方法もあります。

ですが、これで書類審査を突破しても、面接官もこの手の職務経歴書はさんざん見てますので、必ず「これ一人でやったんですか?」と聞いてきます。

ですので、その場合の回答は準備しておく必要はあります。

 

 

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