転職エージェントの使い方

【転職マニア解説】おすすめできる転職サイト、転職エージェント

更新日:

 

 

今回お話しするのはおすすめ転職サイトと転職エージェントについてです。例の通り、エイトの所に、後輩が相談に来ました。

 

ナルホド君
エイトさん、たびたび!お呼びだてしてスミマセン。また転職の相談です。
エイト
本当に"たびたび"ですねえ。別にヒマだから良いですけど 🙂 。
ナルホド君
エイトさんから見て、どこの転職サイト、転職エージェントが良いのか聞きたいなあと。
エイト
そういうことですか。ちなみに、どんな転職エージェントがお望みですか?

 

ナルホド君
自分に合った求人を紹介してくれるところですよね。
ナルホド君
それに、親身になって転職相談に乗ってくれる所がいいですね。
バリバリさん
私は面接とか職務経歴書の書き方とかアドバイスくれる所が良いです。
クヨクヨさん
そのエージェントだと書類審査とか通りやすい、みたいなところがあったらいいなあと思います。
クヨクヨさん
企業からのスカウトの来やすい転職サイトも知りたいなあ。

 

20社以上の転職サイト・転職エージェントに登録し、70人以上のエージェントに会った経験者として、みなさんの質問に答えてみます。

 

転職サイトと転職エージェントの違い

まず、各質問にお答えする前に、基礎知識として、転職サイトと転職エージェントの違いを整理しておきましょう。

 

転職サイトとは?

転職サイトは、自分の経歴を登録すると、希望にあった求人を自分で検索できます。

また、時に直接企業からアプローチされることがあります。スカウトと言ったりしますね。

代表的な転職サイトと言えば、リクナビNEXT、DODA(デューダ)が有名です。

 

転職エージェントとは?

転職エージェントは、企業との間に入って私たちの転職活動をサポートしてくれます。

転職エージェントのサイトで経歴を登録すれば、担当者から面談の連絡が来るはずです。そこで、自分の希望(こういう仕事がしたい、給料を上げたい、有休をもっと欲しいなど)をお話しすれば、できるだけ希望に沿った求人を探してくれます。

面談で握手
【転職マニア解説】転職エージェントとの面談は何をするの?

    Contents1 転職エージェントとの面談の目的1.1 どれくらい「売れる」人材か見られる1.2 候補者の希望も確認する2 エージェントに何を聞かれるか?2.1 あなたの ...

続きを見る

また、面接対策や提出書類の添削などのサービスも利用できます。

代表的なところは、リクルートエージェント、DODA(デューダ)です。

 

転職サイト、転職エージェント、それぞれのメリット・デメリット

 

メリット デメリット
転職サイト いつでもどこでも求人検索
企業から直接スカウト
求人数少ない
企業と直接交渉
転職活動は自力
転職エージェント 求人数多い
企業とのやり取り代行
企業情報豊富
転職アドバイス
??

 

転職サイトのメリット vs. 転職エージェント

転職サイトは、登録さえすれば、いつでも転職サイトの求人情報にアクセスできます。気軽に転職活動が始められますね。

また、自分の履歴・経歴をインプットしておけばそれを見た企業から直接連絡が来て「スカウト」されることもあります。

 

転職エージェントのメリット vs. 転職サイト

エージェントの方が求人数が圧倒的に多い

決定的に違うのは、求人数。エージェントは非公開求人を持ってるので圧倒的に多いです。例えば、リクルートの場合、転職サイトのリクナビNEXTの求人が6千件なのに対し、エージェントは10万件以上です。

 

企業と交渉してくれる

採用選考の間には企業と色々とやり取りがあります。面接のスケジュール調整や給与など条件交渉です。こうした自分でやると大変な交渉をエージェントが代わりにやってくれます。

 

転職アドバイスなど

転職エージェントがぁ、面接準備や書類の添削などのサービスも整っています。

また、企業情報も実際にエージェントが相手企業に行って聞いてきた話など詳細な情報が得られます。

 

どちらかではなく、どちらも

どちらかを選ぶ必要はありません。転職サイト、転職エージェントそれぞれの使い道があります。

例えば、自分のやりたい仕事の求人票をちょっと見てみたい程度なら、とりあえず転職サイトで十分かもしれません。

置かれた状況に応じて使い分けてみてください。

 

という事で冒頭の質問「おすすめ転職サイト、転職エージェントは?」への回答に移ります!

 

希望通りの求人を見つけるには、「大手」×「複数」×「エージェント」

冒頭のナルホド君からの質問「自分に合った求人を紹介してくれるところ」はどの転職サイト、転職エージェントでしょうか?

 

「大手」転職サイト・転職エージェントに複数登録すべし!

自分に合った求人を紹介してもらうためには、まず求人数がものを言いますよね。

求人数が多いと言えば、当たり前ですが、リクルート、DODAを始めとする大手の転職サイト・転職エージェントです。

ただ、会社ごとに持っている求人が違うので、どれか一つというより、「できるだけ多く登録する」が基本的な方針です。

 

転職エージェントには必ず登録すべし!

先ほども言ったように、求人数は、転職サイトよりも転職エージェントの方がダントツ多い(10倍以上!)ですので転職エージェントへの登録は必須です。

ただ、転職エージェントと転職サイトに載っている求人は違いますので、両方に登録することをオススメします。

 

オススメ大手転職サイト・転職エージェント

一応、転職サイト、転職エージェントそれぞれの求人数ランキングを載せておきます(とりあえず、3位まで登録しておけばいいと思います)。

1位 2位 3位
転職サイト リクナビNEXT doda(デューダ) パソナ、type(タイプ)
転職エージェント リクルートエージェント doda パソナ、type(タイプ)

 

 

「親身になって相談に乗ってくれるのは小さいエージェント」なワケがない!

冒頭でナルホド君の2番目の質問「親身になって相談に乗ってくれるところ」を紹介します。

 

小さいエージェントが親切とは限らない

「大手企業と違って小さい転職エージェントなら登録者数も少ないので一人一人丁寧に相談に乗ってくれそう!」

と考える人、多いですね。そうした心理を突いて、「親身な相談」をアピールしている小さな転職エージェントもあります。

でも!経験上、決してそんなことはありません。むしろ逆で、小さい転職エージェントほど、「すぐに売れない人材」はサッサと見切りをつける印象が強いです。

でも、考えてみれば当たり前ですよね。小さい会社ほど余裕がありませんので、お金にならない仕事に時間を割けません。

何をしたいのか希望が明確でない人、強み・売りどころが見えない人に関わっている時間は、彼らにしたら「スグにお金を生まないムダな時間」です。

ということで、転職相談に乗ってくれるかという点でも、大手の方が親切です。

ただ、大手の転職エージェントだからといって担当者がみな親切かというとそうでもありません。人と人との付き合いなので相性もあります。

という意味では、会社によって違うというより、担当者によって違うと言った方が正しいでしょうか。

ですので、もし相性が合わない人がいる場合に備えて、いくつかのエージェントを掛け持ちしておくことが、この点でも重要になります。

 

ということでおすすめ転職エージェントはコチラの大手どころになります。

1位 2位 3位
エージェント名 リクルートエージェント doda パソナ、type(タイプ)

 

 

転職サポートも「大手」転職エージェント

先ほどと同じ理由で、「面接対策」、「提出書類の添削」、「キャリアカウンセリング」といった転職サポートも、企業体力のある大手どころの方がしっかりしています。

では、大手転職エージェントの中でどこがいいかというと経験上、どこもそれほど違いはありません。

むしろ会社ごとの違いというより、担当者による違いの方がずっと大きいです。先ほどの転職相談での担当者との相性と同じ話です。

なので、気に入らないなら、サッサと見切りをつけて他のエージェントを当たった方がいいでしょう。

 

したがって、ここでもお勧めは大手人材紹介会社です。

1位 2位 3位
エージェント名 リクルートエージェント doda パソナ、type(タイプ)

 

書類審査が通りやすい転職サイト・転職エージェントは「ない」

最後にクヨクヨさんのおっしゃっていた書類審査等で通りやすい転職サイトや転職エージェントはあるかという事ですが、残念ながらありません。

結局、その人が書類審査を通るか否かは、その人自身の書類上のスペック次第。

求人企業の仕事もよく分かっていないエージェントが口添えした所で選考結果は変わりません。

 

もちろん例外はあって、一部のヘッドハンティング会社(厳密には、エグゼクティブサーチと言います)の中には、「書類審査は必ず通る」みたいな所もあります。

ただ、それは書類審査にパスしそうな、優秀な人にしか求人を紹介しないからです。

結局、他力本願で採用選考が楽になることはありません。

 

ナルホド君
でも、ビズリーチはどうですか?コマーシャルでもそんな感じのこと言ってた気がしますが。

確かに、ビズリーチのコマーシャルを見ると、なんかそんな感じにも見えますが、あれは「求人企業向け」のコマーシャルで「ビズリーチなら良い人材を紹介できる」と(いう願望を)言ってるだけ。

私たち候補者に向けて「ビズリーチに登録すると企業の評価が上がる」と言ってるわけではありません。

なので意地悪な見方をすると、ビズリーチは企業側の求めるスペックにバッチリ合っていなければ、私たちがどれだけ希望しようと求人を紹介してくれない!?方針の人材紹介会社かもしれません。

 

企業からのスカウトされやすいのも結局「大手」

転職サイトに登録すると企業から直接スカウトメールが来ますが、そうしたスカウトが来やすくする=求人企業に見つけてもらいやすくするためにも、できる限り多くの大手転職サイトに登録することが必要です。

大手どころは全て押さえるくらいの気持ちで登録した方がいいと思います。

1位 2位 3位
転職サイト名 リクナビNEXT doda パソナ、type(タイプ)

 

なお、「スカウトされやすさ」で転職サイトごとに差があるかというと、経験上、大手サイトならどこも変わらないというのが正直な所です。

結局は、優秀そうな人にはたくさん声がかかるし、そう見えない人はそれほどでもない、というのはどこも一緒。

 

ちなみに、「優秀そう」に見せるためのテクニックはこちらの記事も参考に。

キャリアアップ
【転職マニアが語る】どうにかして希望の会社に入るテクニック | 転職成功

  転職成功 - 転職活動中の人からすると、 あの会社から内定が欲しい!どうすればいいんだろう? 常に頭の中を渦巻いている思いです。 転職マニアの所に来た、後輩もそうでした。 (以下は実際の ...

続きを見る

 

 

大手なら個人情報管理も安心

転職サイトや転職エージェントに複数登録することに、「自分の個人情報をバラまいて大丈夫かなあ?」と不安を覚える人もいると思います。

実際、私も最初は心配でした。特に海外のエージェントに情報を渡すのは今でも気を使います。もしかしたら、エージェントじゃないかもしれないので、スゴイ気を使います。

しかし、今の所、個人情報が流出して大変な目にあったことはありませんし、少なくとも日本の転職サイト、転職エージェントは特に問題ないと思います。

それでも最初は心配!でしょうから、そういう意味でも大手の転職エージェントが安心でしょう。大手ほど個人情報管理がしっかりしています。

 

 

おすすめ転職サイト、転職エージェントまとめ

最後にもう一度、上で紹介した転職サイト、転職エージェントをまとめておきます。
(文字をタップすると公式サイトに行けます)

1位 2位 3位
転職サイト リクナビNEXT doda
  • パソナ
  • typeの人材紹介
転職エージェント リクルートエージェント doda
  • パソナ
  • typeの人材紹介

 

ちなみに、個人的にはリクルート系とdoda(デューダ)は特におすすめできます。

私が一番最初に登録したのは、リクルートエージェントの前身のリクルートエイブリックという所。まだ私は20代でしたが、最初40がらみの押しの強そうなおっさんが出てきてビビったんですが、対応はすごく親切だったのを覚えています。結局、彼に紹介されたところに転職しました。

リクナビvs.リクルートエージェント
【転職マニアが語る】リクナビNEXT、リクルートエージェントってどうよ?

    Contents1 リクルートとは?1.1 昔はイケイケで有名な会社1.2 人材紹介業では老舗1.3 人材輩出企業2 サービスの特長2.1 経験豊富なエージェント2.2 求 ...

続きを見る

 

また、dodaの前身のインテリジェンスにもお世話になりましたが、リクルート以上に対応が丁寧だったのが印象的でした。

DODAロゴマーク
【転職マニアが語る】DODA(デューダ)ってどうよ?

    Contents1 DODA(デューダ)とは?1.1 業界大手1.2 リクルート系2 DODA(デューダ)の特長2.1 キレイなオフィス2.2 丁寧な対応2.3 豊富な求人 ...

続きを見る

 

-転職エージェントの使い方

Copyright© 我ら転職マニアの超絶!?転職テクニック , 2024 All Rights Reserved.