転職エージェントの使い方

【転職マニア解説】転職サイト・転職エージェントの上手な使い方

更新日:

転職マニア 

20代で製薬会社の営業から外資マーケティング職に転職。30代で広告代理店、外資系を転々とした末、40代前半で日本の金融機関にマーケティング部長としてヘッドハンティング。転職4回。

 

いざ転職活動をしてみようと思い立ったら、まずすべき事。転職サイト、転職エージェントへの登録ですよね。今回はそんなお話です。

例の通り、"転職マニアのエイト"の所に、昔の会社の後輩たちが相談に来ました。

 

ナルホド君
エイトさん、どこの転職サイト、転職エージェントが良いですか?エイトさんはどこを使ってるんですか?やっぱりヘッドハンティング会社ですか?
エイト
矢つぎ早な質問ですね(苦笑)今はそうですが、若い時は普通にリクルートとかに登録してましたよ。
ナルホド君
そうなんですね。ちなみに最初に登録したのはどこですか?
エイト
リクルートエイブリックという、今で言うリクルートエージェントと言う会社でしたね。
ナルホド君
はい、はい、聞いた事あります。
エイト
私が初めて転職した1999年当時は、転職情報が今ほど出回ってなかったから、どこに登録して良いかよく分からなくて、それで、とりあえず最大手に登録したんじゃなかったかなあ。

 

転職スカウトと転職エージェント、どっちが良いか?

バリバリさん
”エージェント”ではなく、登録して企業から声がかかるのを待つ”スカウト”はどうでしょう?リクルートだけでなく、マイナビも、デューダ(DODA)とかも、やってますよね。
エイト
はいはい。
バリバリさん
登録も簡単だし、直接企業の人に見てもらえるのも良いなあと思ったんですが。
エイト
そうですね。スカウトも良いと思いますよ。転職にそれほど前のめりでなくても、とりあえずリクナビなどに登録している人は多いですよね。
バリバリさん
そうなんだ。
エイト
企業が直接コンタクトを取ってくることもあるので、話が早いかもしれませんね。私の知り合いでもそれで転職した人もいました。
ナルホド君
そうなんですか。でも結局スカウトとエージェント、どっちが良いと思いますか?
エイト
手軽さではスカウトですが、エージェントの方がメリットが多いですね。
  1. エージェントは非公開求人も紹介してもらえるので求人数が圧倒的に多い
  2. キャリアコンサルタントがつくので、求人企業の詳しい情報がもらえる
  3. エージェントが企業との連絡、交渉を代行してくれる。特に、面接のスケジュール調整や内定辞退の連絡、給料の交渉を代わりにやってもらえる
バリバリさん
なるほど。転職エージェントの方が断然メリットが多いですね。
クヨクヨさん
でも、エージェント会社のオフィスに行くんですよね?私、ちょっと田舎に住んでるので行くのは大変そうだなあと。
エイト
家の近くにないと大変かもしれませんね。
クヨクヨさん
はい。
エイト
実は、私も初めてエージェント会社に行った時、関西のある地方都市にいたもので、先方の大阪オフィスに行くのに2時間くらいかかりました。
クヨクヨさん
そんなに。
エイト
でも、行ったのはその1回だけで、その後はメールと電話でのやり取りでしたので、まあ場所はそれほど問題にならなかったですね。
クヨクヨさん
なるほど。
エイト
どうしても行けない場合は、電話でも相談に乗ってくれますよ。

 

転職サイト・転職エージェントの使い道

ナルホド君
転職サイトや転職エージェントにはどのような事をやってもらえるんですか?
エイト
ざっくり、次の4つです。
  1. 転職情報をもらう
  2. 自分の市場価値の査定をしてもらう
  3. 交渉してもらう
  4. キャリア相談する(参考程度)
エイト
2から4は転職エージェントならではのサービスです。

 

1.転職情報をもらう

(1)求人情報

エイト
当たり前ですけど、基本は、求人情報を手に入れるのに使いますよね。
ナルホド君
ですよね。
エイト
転職エージェントなら、企業が自社のサイトや新聞などで公表していない求人も持っています。
クヨクヨさん
やっぱりエージェントなんですね。企業はなぜ非公開にしているんですか?広く開示したらいいのに。
エイト
一応、求人によっては極秘なので競合企業などに知られたくないからです。例えば、新商品の開発担当者とか。極端な例では会社の次期社長候補とか。
クヨクヨさん
なるほど。
エイト
ただ、そうした求人は実は少数。おっしゃる通り、ほとんどは非公開にする必要はないかもしれません。
クヨクヨさん
ですよね。
エイト
もしかしたら"非公開求人"と言った方が応募が集まりやすいといったマーケティング上の理由が主なのかもしれませんね。

 

転職サイト・転職エージェントで求人が違う
バリバリさん
求人情報は転職サイト、転職エージェントによって違うんですか?
エイト
基本違います。各求人企業には出入りの斡旋(あっせん)業者があり、そこにしか求人を依頼しませんからね。
バリバリさん
なるほど。
エイト
ただ、同じこともあります。例えば、私も求人企業側として経験がありますが、求人する時は、転職サイト・転職エージェント1社にしか声をかけない訳ではなくて数社に声をかけます。
バリバリさん
それは、できるだけ多くの候補者を募りたいということですか?
エイト
おっしゃる通りです。できるだけ広く網をかけて良い人材を確保したいからです。
バリバリさん
なるほど。
エイト
そうした場合、いくつかの転職サイト・転職エージェントで同じ案件を持っていることになりますね。
バリバリさん
はい。
エイト
実際、私の候補者としての経験でも同じ求人を3社のエージェントから紹介されたことがあります。
ナルホド君
へえー。
エイト
とは言え、どこの転職サイト・転職エージェント同士がどれだけかぶってるかなんてわかりようがないので、1社よりは2社、3社に登録しておいた方が、希望通りの求人に当たる可能性が高くなります。

 

バリバリさん
でも、あまり多くの会社に自分の個人情報を渡すのはちょっと抵抗がありますね・・・。
エイト
分かります。私もそうでした。なので、まずは大手どころに登録してはどうでしょう?
エイト
リクルートなどの大手の転職サイト、転職エージェントなら個人情報管理はしっかりしていますので。

 

(2)求人企業情報

エイト
どのような理由でこの求人をしているのかといった背景情報とか、今までどのような人材を採ってきたといった採用データを教えてもらうのにも使います。
バリバリさん
それは転職サイトでも教えてもらえますか?
エイト
簡単には記載がありますが、やはり、転職エージェントの方が詳しいです。
バリバリさん
なるほど。

 

複数のエージェントにチェック
エイト
とは言え、山ほどある求人すべてについてエージェントが詳しいわけではありません。
バリバリさん
そうなんですね。
エイト
でも、ちゃんとしたエージェントは質問すれば求人企業側に聞きに言ってくれます。
バリバリさん
そうなんですね。
エイト
でも、残念ながら、いい加減なエージェントも多いので、他のエージェントに聞くなどして情報精度をダブルチェックしましょう。

 

(3)転職市場情報

エイト
私がよく聞くのは、「今どこの業界が求人増やしてますか?」、「どんな職種の求人が伸びてますか?」といった情報ですね。
ナルホド君
これも転職エージェントならでは、の情報ですね。
エイト
はい。
エイト
最近どのような業種や職種の求人が増えているとか聞けば、将来有望な業界や職種も分かりますので、「これをやっておいたら食いっぱぐれないなあ」みたいなキャリアプランの参考にもなりますよね。
ナルホド君
そうやって使うのかあ。そういう意味でもエージェントとは知り合いになっておいた方が良いですね。

 

エイト
こうした"情報源"としての使い道と並んで重要な使い道は、自分の値段の査定ですね。
エイト
ちなみに、ここからは転職サイトでは得られないサービスのお話しです。

 

2.自分の市場価値を査定してもらう

ナルホド君
自分の値段ですか。
エイト
ええ。転職エージェントは、色々な求人情報に詳しいので、私たちのスペックを見て、どのような企業でどれくらいの給料で雇ってもらえるか?”ある程度”見積もることができます。
ナルホド君
なるほど。
エイト
また、やっている仕事が今、非常に需要の高いものの場合、思わぬ業界の企業の求人を教えてくれたりします。
エイト
または、今までやってきた仕事の中で、需要の高いものがどれかを教えてくれたりします。
バリバリさん
それは良いですね。実際、自分のやってきた仕事なんてホント大したことないと思ってるので、もし"お宝経歴"が見つかったらラッキーですね。
ナルホド君
そういうの全然分からないので、プロのアドバイスはありがたいよね。
バリバリさん
実際、思わぬところで需要があった例は、エイトさんもありますか?
エイト
ありますよ。それまで外資の製造業ばかりでしたが、金融やIT系に強いエージェントに銀行とか建設会社を紹介されたことがありましたね。
バリバリさん
へー。面白い!

 

 

1.複数のエージェントに査定してもらう

エイト
ただ、注意点が2つあります。まず、必ず複数のエージェントの話を聞くこと!
ナルホド君
人によって査定が変わるってことですか?
エイト
そうです。エージェントが求人情報に詳しいと言っても、すべての業界に詳しいわけではありません。なので、得意でない業界の事はまあ、適当だと思った方が良いです。
ナルホド君
なるほど。

 

 

2.エージェントの"下心"を見極める

エイト
もう一つは、あまり素直に受け取りすぎてもいけないということ。
バリバリさん
どういうことですか?
エイト
エージェントの人たちは、とにかくスペックだけを見て、早く、高く売ろう、と考えるものです。
バリバリさん
そうなんですね。
エイト
彼らは我々のエージェント=代理人というよりは、むしろ企業側の要望をくんで人を紹介するあっせん業者であり、売上責任を負う営業ですから。
バリバリさん
なるほど。
エイト
なので、キャリア相談的な文脈でもっともらしい理由をつけて、私たちの意に沿わない求人を紹介してくることは良くあります。
ナルホド君
そうなんですね。
エイト
私も、「君はこのままではダメになる。僕のすすめる仕事に就いて鍛え直してもらった良い」と言われ、全く関心のない求人を強引にすすめられた事がありました。
ナルホド君
なんか、プロに言われたら変な説得力がありますね。
エイト
私はエージェントを同列のパートナーとしか見てないから、上から目線の意見に「なんでやねん!」って断れましたけど、
エイト
「エージェント様!」みたいにあがめたてていると、口車に乗ってしまうかもしれませんね。
ナルホド君
気を付けます。

 

3. 求人企業と交渉してもらう

エイト
先ほども言いましたが、自分と求人企業の間に立って交渉してもらえます。
ナルホド君
この役割だけ取れば、まさに"エージェント"ですね。
エイト
最たる例は、求人情報に関する問い合わせとか、面接日の調整です。
ナルホド君
まずはそれですよね。
エイト
あと、給料の交渉とか、こちらから断る時とか、自分では気後れする場合は重宝します。
ナルホド君
それは自分でやりたくないですね。
エイト
私もある日本企業の面接で面と向かって「給料はいくら欲しいですか?」と聞かれた事があるんです。
ナルホド君
はい。
エイト
結局、明言しなかったんですけど、後日来たオファーレターに書かれた給与額は希望通りの額でした。あとで聞いたら、エージェントが相当やってくれたらしいです。
ナルホド君
まさにエージェントですね。

 

エイト
そしてもう一つ。まあ、参考程度の"使い道"ですが、

 

4.キャリア相談する

エイト
どのような転職をするとエージェントから見て「売りやすい人材」になるか?と言う観点からのアドバイスは参考になることがあります。
バリバリさん
ああ、なるほど。
エイト
「次の転職で最後、もう二度と転職しない!」ならいいんですけど、将来の事は分かりません。それなら万一に備え、転職後の自分の「売りやすさ」も考えておかないといけませんよね。
バリバリさん
はい。
エイト
売ってくれるのは転職エージェントですから、彼らの意見が参考になります。
バリバリさん
なるほど。
エイト
特に、どうしても他の業界に行きたいとか、他の職種をやりたいといった「一度キャリアの一貫性を切ってしまう場合」は、自分の人材として「売りやすくなる」のかどうか教えてもらうのは役立ちますよ。
エイト
例えば、私は外資メーカーから日本の金融企業に行った時には知り合いのエージェントほとんどから猛反対されました。「転職はしてもいいけど、エイトさん、それは止めた方が良い。キャリアにならない。売れなくなる」って。
エイト
結局、損得勘定でキャリアを決める訳ではないですから、私は言う事を聞かなかったけれど、だいたい正しかったなあとは思います。まあ、後悔してませんけどね。
ナルホド君
強がり言ってますねえ(笑)
エイト
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ!

 

書類の書き方、面接対策を教えてもらえるか?

バリバリさん
エイトさん、それ以外にも、職務経歴書の書き方とか面接での応対とかに関するアドバイスはどうでしょうか?
エイト
あまり期待しない方が良いと思いますよ。私は役に立ったためしがありませんでした。
バリバリさん
でも、サイトを見ると大きくアピールしてますよね。
エイト
そうですね。でも、そもそも、その能力がありません。
バリバリさん
えっ?
エイト
だって、転職エージェントは候補者が転職するのを横で見ていただけで、自身に"転職力"がある訳ではないですからね。
バリバリさん
でも、"横で見ていただけ"でも、ノウハウが蓄積されてそうですが。

 

提出書類のフォーマットは教えてくれる

エイト
そういう意味では職務経歴書の"書き方"=フォーマットには詳しいでしょうね。そこは役に立ちそうです。
バリバリさん
ですよね。
エイト
でも、肝心な、職務経歴書に"何を書くか"、はシロウトだと思っておいた方が良いです。
バリバリさん
そうなんですか?
エイト
だって、エージェント自身の転職経験が乏しい人がほとんどで、あってもせいぜい人材あっせん業界の中だけなんて人ばかりです。
バリバリさん
そうなんですね。
エイト
職種もエージェントという"営業職"しかやってないですから、他の業界の他の職種のことなんて実はよく分かってません。
バリバリさん
そうなのか・・。
エイト
求人情報は山ほど見ているから、表面的な知識はあると思いますが、実際その業界や職種でどういう経験やスキルが要求されるかなんて本質的には分かってないですね。
バリバリさん
へえー。
エイト
例えば、私のやっていたマーケティングの仕事は非常にメジャーな仕事ですが、
バリバリさん
ですよね。
エイト
どういう仕事なのか、ちゃんと説明できたエージェントは、これまで何十人も会ってきましたが、一人もいませんでした。みんな誤解してる人ばかりでした。
バリバリさん
そんなものですか。ショックです。

 

エージェントは面接で何が起こったか知りようがない

エイト
面接対策も同様です。そもそもエージェントは面接現場には来ませんからね。
バリバリさん
あ、そうなんですね。そこは誤解してたかも。でも採用企業の人事とは話してるんですよね。
エイト
はい。
バリバリさん
なら、現場で何が起きたのかやり取りしてるんじゃないかと思いますが。
エイト
確かに人事とは「この前紹介してくれた人はココが良かった」、「ダメだった」といった話はするでしょうが、採用企業側がエージェントにすべてを語ることは"まれ"です。
バリバリさん
どういうことですか?
エイト
例えば、本当はスペック上は問題なかったのに偉いさんの一言で「アイツはダメだ」となった時、どう説明しますか?まさか、そのまま言ったりはしません。
バリバリさん
そりゃあそうですね。
エイト
良かった時の説明はもっと抽象的です。良かった時は、お互い説明をあまり必要としませんからね。
バリバリさん
なるほど。
エイト
「あの人は非常に論理的で良かった。うちの求めている人物像とも合致している。ぜひ次の面接に進んで欲しい」くらいしか言わない事、山ほどあります。
バリバリさん
そうなんですね。

 

想定問答は分かる場合がある

エイト
面接を受けた候補者から「どんな質問を受けたか?」聞くエージェントもいますので、想定問答は分かる場合もあります。
バリバリさん
それは良いですね!
エイト
ただ、ほとんどの会社の質問は決まってますので、そこら辺の就職サイトに書いてある、"よくある質問"の域を出ないことがほとんどです。
バリバリさん
そういう意味ではクセのある質問をする会社の場合は役に立ちそうですね。
エイト
おっしゃる通りです。

 

エイト
という事で、採用選考で勝ち抜くノウハウは転職エージェントにはたまりません。
バリバリさん
そうかあ。
エイト
大手転職エージェントには、「キャリアコンサルタント」みたいな"プロ気取り"の人もいますが、中身はこんなもんです。あまりそこには期待しない方が良いです。
バリバリさん
デカデカと宣伝してるから、その気になりましたよ。
エイト
ハハハ。彼らも他社と差別化するのに必死なんでしょうね。
バリバリさん
そうかあ。
エイト
ちなみに、トップのヘッドハンティング会社の人はそんなアドバイスしません。よく分かってない仕事に関して、プロの候補者にエラそうに話したら墓穴掘るのが分かってますから。

 

転職サイト・エージェントのうまい使い方

エイト
最後に、"うまい使い方"、についてお話しします。
ナルホド君
はい!
エイト
先ほども転職エージェントは私たちのエージェント=代理人ではなく、企業の依頼に基づき人材を紹介する"あっせん業者"であり、"営業マン"である、と話しましたね。
ナルホド君
はい。
エイト
この本質を分かった上で付き合わないと、色々と不満がたまって不幸な転職活動になります。
ナルホド君
どういうことでしょう?

 

転職エージェントは動いてくれないもの

エイト
例えばよくある不満に、「私の要望通りの求人を紹介してくれない」、「紹介してくれたのは最初だけで最近は”なしのつぶて”」といったものがよくあります。
バリバリさん
へえー。そうなんですか。
エイト
はい。ほとんどの転職エージェントはそうだと思った方が良いですね。
ナルホド君
なんか、イメージが違うというか。
エイト
そうかもしれませんが、「転職エージェントは求人企業の意をくんだ営業」という本質をつかんでいれば当たり前だと思います。
ナルホド君
なるほど。
エイト
まず、「要望通りの求人をくれない」のは、彼らは私たちだけのために”つきっきり”で求人情報を探してくれているわけではないからですよね。
ナルホド君
ああ、はい。
エイト
さらに、あなた好みの求人があったとしても求人企業の要望にかなっていないなら、エージェントはあなたに紹介しませんよね。
ナルホド君
そうか。
エイト
「紹介してくれたのは最初だけ」なのも同様に、エージェントは多くの企業の依頼をこなすのが仕事であって、私たち候補者の依頼をこなすのがメインの仕事ではありません。
バリバリさん
ですよね。
エイト
とは言え、宣伝広告でアピールしちゃってるので、最初は、転職相談らしきものをやり、求人を紹介しますが、
エイト
特に、紹介しても返事のない人や、見込みが低そうな人に、丁寧にフォローするヒマはないわけです。
バリバリさん
なるほど。
エイト
という風に考えると、エージェントなんて動いてくれないもの。動いてくれたら儲けものくらいに考えておいた方がストレスをためずに付き合えます。
バリバリさん
でも、動いてくれないと困ります・・
エイト
ですよね。そこで、どうやったら動いてくれるのかお話ししましょう。

 

(1)できるだけ多くのエージェントと付き合う

エイト
まずは、自分の求める求人を見つけるためにも、動いてくれるエージェントを見つけるためにも最も重要なのが、できるだけ多くのエージェントに自分を売り込むことです。
ナルホド君
はい。先ほどのお話しの中でも言ってましたね。
エイト
エージェントは会社ではなくて、結局「人」です。リクルートだからと言って全員が優秀という訳ではないし、無名の企業だからといってダメいうワケでもない。
ナルホド君
なるほど。
エイト
結局はエージェントの顔の広さで持っている求人が決まりますので、そういう意味でも、できるだけ多くの転職エージェントに登録する事が最も重要です。
ナルホド君
なるほど。ちなみにエイトさんは何社くらい登録してるんですか?
エイト
おそらく20社くらいには自分の職務経歴書を渡してるんじゃないですかねえ。
ナルホド君
そんなに。
エイト
それでも自分の希望通りの求人が来るかと言ったら"まれ"です。
ナルホド君
なるほど。
エイト
個人情報を渡すのは気が引けるなら、エージェントに会って信頼できそうと思ったら職務経歴書を渡すとかすれば不必要に個人情報が拡散するのを防げます。
ナルホド君
なるほど。
エイト
とにかく広く網をかけておくことをおすすめします。
ナルホド君
分かりました。

 

(2)今すぐ転職したい!で扱いが変わる

エイト
良い求人を紹介してもらうには、私たちが「売り上げに貢献できる良い候補者である」ことをアピールしなければいけません。
ナルホド君
はい、はい。
エイト
まずは、今すぐにでも転職したいという人から優先的に力を入れますので、転職時期を聞かれたら必ず「今すぐにでも」と答えておきます。これは絶対です。
ナルホド君
それだけで、そんなに違いますか?
エイト
全然違うと思います。実際、「まあ半年くらいの内に」と言っていた時はほとんど動かなかったエージェントも数か月後に、「今すぐ!」と意志表示したら、急にいろんな求人を紹介し出したことがありましたね。営業ですから今すぐ売り上げが欲しいんですよ。
ナルホド君
なるほど。

 

(3)紹介されたら返事をする

エイト
「今すぐ転職したい!」と意思表示しながら、求人を紹介されて返事もしない人がいます。
ナルホド君
返事って、ありがとうございます、みたいなお礼という事ですか?
エイト
そうじゃなくて 😡 、紹介された求人は希望にあってるのか、そうでないのか。そうでないなら、どこが希望と違うのかお伝えしないとダメです。
ナルホド君
そうですよね。
エイト
そうしないと、ヤル気を出してくれてるエージェントでも、どういう求人を探したら良いのか分からなくて途方にくれます。
ナルホド君
でしょうね。
エイト
私も時々こうして相談を受けて思うのは、どういう仕事を探しているのか不明瞭なのでアドバイスしにくということ。
ナルホド君
身に覚えがあります・・・。
エイト
私ならまだいいですけど、相手はナルホド君と商売上付き合ってるだけですからね。
ナルホド君
はい。
エイト
そういう対応していたら、ナルホド君がよほど高スペック人材なら別ですけど、普通は相手にしなくなるでしょうね。
ナルホド君
気を付けます。

 

 

エイト
こうした「ヤル気」や「マナー」の問題をクリアするだけではダメで、大前提として、「この候補者は優秀だ、売れる」と思わせる事が重要ですよね。
クヨクヨさん
やっぱり、そうですよね。

 

(4)キーワードで引っ掛ける!

エイト
「売れる」と思ってもらうと、最初だけでなく、フォローもしてくれます。最新の求人もどんどん紹介されます。それこそネットで公開される前の案件とかも積極的に見せてもらえます。
ナルホド君
なるほど。
エイト
また、売れる人にはそれなりに力を入れますから、企業情報などの提供にも積極的になってくれますよ。
クヨクヨさん
でも、どうやったら「売れる」と思ってもらえるんですか?結局、スペックなんですよね?
エイト
確かに"スペック"はムチャクチャ重視します。それしか見ていないエージェントがほとんどと思って間違いありません。学歴、勤務企業の有名度、やってる仕事内容ですよね。
クヨクヨさん
ああ、絶望的。私みたいに他業界で、違う職種に就きたいなんて思っている人は、まあムリですよね。「経歴不問」求人にかけるしかないか・・・。
エイト
そうとも言い切れないですよ。学歴、勤務企業は、どうしようもありませんが、仕事内容については書類の書き方次第で引っかかることもあります。
クヨクヨさん
どういうことでしょう?
エイト
エージェントは仕事の詳しい内容なんてわかってないので、仕事内容をキーワードで判断してます。そこを逆手に取るという事です。
ナルホド君
キーワード?
エイト
はい。例えば、”ビッグデータ”とか”SNS広告”とかですね。で、キーワードが入ってないと、たとえその仕事が本当は求人企業の求めるものだったとしても、エージェントには引っかかりません。
エイト
逆に言うと、求人企業で求められている仕事と似た仕事をこなした経歴があるなら、それを見せつけるように、書類を書けば引っかかる事があります。
ナルホド君
なるほどねえ。そういう意味でも、経歴書の書き方って重要なんですね。
転職テクニック
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(5)選考を通ってみせる!

エイト
あと、スペック以外でも、彼らに「売れる」と思わせる方法もあります。
バリバリさん
それが聞きたかった!
エイト
当たり前ですが、そのエージェントの薦める求人を、なんでも良いので受けてみて、”通ってみせる”という事です。
ナルホド君
ああ。そういうことですか。
エイト
書類審査でも面接でも通って、人事から「この人面白いね」といった前向きな評価をもらえれば、「これは売れる」と思わせられますよね。
ナルホド君
はい、はい。
エイト
だから、私なんかは全然興味のない求人でも、このエージェントと付き合っておいた方が良いなと思ったら、一応受けてましたね。
バリバリさん
受かっちゃったらどうするんですか?
エイト
もちろん、気に入らなければ断りますよ。
クヨクヨさん
印象、悪くなりませんか?
エイト
いやいや、印象が悪くなったりしませんよ。断る人なんて山ほどいるんですから。特に仕事に対して真剣な人ほどそうです。
クヨクヨさん
でも、通ってみせないといけないんですよね。
エイト
そうですね。私も偉そうなことを言ってますが100発100中で受かった訳ではありません。ただ、書類審査だけは通ってました。
ナルホド君
なるほど。やっぱり、入り口の書類審査は通らないとってことですよね。そういう意味でも、まずは”通る”職務経歴書が必要ですね。
転職テクニック
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エージェントに評価されると開示される求人情報が変わる?

クヨクヨさん
最後に、エイトさん、エージェントがその人を高く評価したら、開示する求人を変えることはあるんでしょうか?
エイト
その人が企業側のスペックに全く合っていなければ、変えないでしょうね
クヨクヨさん
「この人、経験はないけど、ポテンシャルはありそうだなあ」とエージェントが判断してもダメってことですか?
エイト
うーん、「ポテンシャルがありそう」の根拠にもよりますが、スペックにちょっとでもかすっていれば可能性はあるかもしれませんね。
クヨクヨさん
かすってる?
エイト
私の経験でも、明らかに求めるスペックのほとんどにハマってない求人を紹介されて「イヤだ!」と言ったら、エージェントが「いや、最も重要な点ではハマってるから先方に紹介させてくれ」みたいなケースはありました。
クヨクヨさん
へえー。それで通ったんですか?
エイト
ええ。でも面接にも行かなかったですけどね。
クヨクヨさん
そういう意味では、少しでも企業の求める人物像にはまっているように職務経歴書でアピールすることが重要ってことですね!
エイト
おっしゃる通りです。

 

エイト
ちなみに、エージェントの中には、「元有名企業の人事部長だった」みたいな人がいて、「その人が推せば間違いなく面接までは行ける」場合もありました。
バリバリさん
そういう人が良いですねえ。
エイト
でも、そんなすごい人はほとんどいません。そこまで企業に信頼されている人は本当にごくわずかです。
バリバリさん
なるほど。
エイト
仮に「私に任せておけば色々な会社に押し込める」みたいなことを言うエージェントがいたら、インチキ芸能プロのマネージャーと一緒で、怪しいと思った方が良いですね。
ナルホド君
ハハハ!気を付けます。

 

エイト
これまでお話しした「上手な使い方」まとめますね。
  1. エージェントは動いてくれなくて当然。一々不満に思わないこと。
  2. まずは、できるだけ多くのエージェントに自分を売り込むこと。
  3. エージェントに良い求人を出させるには、「自分がいかに売れる人材か」をアピール
  4. 売れる人材とは、「転職したい度の強い人」、「スペックが高い人」、「採用選考を通った実績のある人」
  5. スペックが高くなくとも職務経歴書の書き方で、どうにかなることもある
転職テクニック
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*参考サイト:

リクナビエージェント公式サイト

リクナビNEXT公式サイト

DODAエージェントサービス公式サイト

 

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