20代で無名企業のしがない営業から外資マーケティング職に転職。30代で広告代理店、外資系を転々とした末、40代前半で日本の金融機関にマーケティング部長としてヘッドハンティング。転職4回。
twitter: @jobHopper_eight
村上さん
エイトさん、お久しぶりです。
エイト
おお、村上さん。どうも、どうも。急に会いたいってことでしたが、どうされました?
村上さん
前もお話ししましたけど、転職を考えてるんですが、自分に合った転職サイト、転職エージェントを教えてもらいたいと思って。
Contents
40代に強い転職サイト、転職エージェントまとめ
1.大手人材紹介会社
リクナビNEXT、リクルートエージェント、DODA(デューダ)、エン(en)
2.ヘッドハンティング会社
エゴンゼンダー、コーンフェリー、スペンサースチュアート、ラッセルレイノルズ、ハイドリック・アンド・ストラグルズなど
3.外資に強い人材紹介会社
ロバートウォルターズ、イースト・ウェスト・コンサルティング、マイケル・ペイジなどなど多数
40代転職市場の現状
そもそも、40代の求人は少ない
エイト
そもそも40代向けの求人は少ないです。
村上さん
ですよね。
エイト
40代が欲しい企業は、管理職で迎えたいと考えているからです。
村上さん
管理職の席は少ない、ってことですね。
エイト
そういうことです。それに、管理職の人材を外から引っ張ってこようとする文化が日本企業にはないですよね。
村上さん
最近増えたとか言ってますが、うちの会社では、やはり”生え抜き”が重用されてます。
エイト
なので、席は少ないし、そのポジションを中途採用で埋めようとする企業も少ない、という事で求人が限られてしまいます。
営業力の強い転職エージェントに求人は集まる
エイト
その数少ないを押さえているエージェントはどんなところかと言うと、まずは、スゴク営業力が強いエージェントになります。
村上さん
なるほど。それが、リクルート系や、元リクルートが集まってできたDODA(デューダ)という事ですね。
1.大手人材紹介企業
エイト
リクナビNEXTとか、リクルートエージェントとか、DODA(デューダ)とかの大手どころなら間違いないと思います。
村上さん
日本で1、2位の求人数を誇る会社ですよね。40代にも強いんですか?
エイト
40代だけに強いわけではないですが、どの年代でも強いです。とにかく他社と比べてケタはずれに求人数が多いですからね。
村上さん
なるほど。
村上さん
先ほどの話で40代になると求人が管理職になるということでしたが、その管理職に強い転職エージェントというのもあるんですか?
エイト
あります。その代表格が、いわゆるヘッドハンティング会社です。
2.ヘッドハンティング会社
エイト
ヘッドハンティング会社は、エグゼクティブサーチとも呼ばれていて、いわゆるエリートの転職活動をサポートするエージェントです。
村上さん
ですよね。
エイト
代表的なエージェントはこういう所です。
- エゴンゼンダー
- コーンフェリー
- スペンサースチュアート
- ラッセルレイノルズ
- ハイドリック・アンド・ストラグルズ
- 縄文アソシエイツ
村上さん
この6社だけですか?
エイト
これ以外にも「ヘッドハンティング会社」と自称するエージェント会社はたくさんありますが、ほとんどの所はいわゆる完全成功報酬型なのでそこらへんの人材紹介会社と変わりません。
村上さん
完全成功報酬型?
エイト
その他大勢の人材紹介会社と競って、良い候補者を送り込めたら報酬を得るタイプのエージェントです。
村上さん
"完全成果報酬"以外にもあるんですか?
エイト
いわゆるリテーナー式と言われるような、求人企業が特定のエージェント1社だけに着手金も払って人探しを委託する形式がメインのエージェントもあります。
村上さん
なるほど。それだけ求人企業から信頼されていると。
エイト
はい。それだけの信頼を勝ち得てこそ、ヘッドハンターだと思います。
村上さん
そうですね。そこだけに委託という事は、エージェントに発言力があるということですね。
エイト
そういうことです。そのエージェント次第で候補になるかどうかが決まります。
村上さん
それはスゴイですけど、そういうエージェントは登録制ではないんですよね?
エイト
登録できるところもありますし、あちらから声がかかるのを待つしかない所もあります。
村上さん
登録できるところもあるんですね。
エイト
はい。ただ、必ず紹介してもらえるとは限りません。実際に求人を紹介していもらえるかどうかは、その人の経歴によりますので。
村上さん
なるほど。
エイト
ダメもとでメールで職務経歴書を送ってみたら良いんじゃないでしょうか?
村上さん
ただ、ヘッドハンティング会社は私の経歴から考えるとハードルが高そうです。
エイト
それなら・・・村上さんは英語は得意ですよねえ?
村上さん
はい。学生時代留学してましたので。
3.外資系に強い転職エージェント
エイト
外資系企業も候補に入れると40代以上の求人が増えると思います。
村上さん
なるほど。先ほどの話でもありましたが、日本企業では中途採用はまだまだ発展途上だし、管理職を外から採ってこようという会社は少ないですもんね。
エイト
おっしゃる通りです。外資に強いエージェントと言えば、山ほどあるんですが、代表的なのは、この3社です。
- ロバートウォルターズ
- マイケルペイジ
- イーストウェストコンサルティング
エイト
その他にも山ほどありますけど、求人の数の豊富さで言うと、この3社でしょうか。
村上さん
ちなみに、①大手人材会社、②ヘッドハンティング会社、③外資に強い紹介会社、の3種類のうち、どこが一番”面倒見”が良いんでしょうか?
サービスの良いエージェントは?
エイト
ダントツで!リクルートエージェントやDODA(デューダ)などの大手人材紹介会社ですね。
村上さん
そうなんですね。他は面倒見が悪いんですか?
エイト
そうですね。エグゼクティブサーチにしろ、外資系に強いエージェントにしろ、どこも中小企業がほとんどですから、お金を生まないサービスには力を入れないと思った方がいいです。
村上さん
なるほど。キャリア相談や面接対策なんてやってないわけですね。
エイト
そんなのやってもらったことないですね。「やりましょうか」と言われたこともありません。まあ、こっちも求めてませんが。
村上さん
そうなんですね。
エイト
それに、相手もスペックが売りにくい人材には手間をかけないので、返事をしてこないなど"感じの悪い"担当者も多いです。
40代転職サイトの使い方のコツ
吉村さん
どっちみち私にはヘッドハンティング会社も外資系に強いエージェントにも縁がなさそうですね。
エイト
そうですか。いずれにせよ、重要なのはできるだけ多くのエージェントに登録して求人を多く集める事ですよ。
吉村さん
というと?
エイト
エージェントによって押さえている求人は違います。特に、管理職求人や外資求人となるとバラツキが大きいです。
吉村さん
ああ、なるほど。だからできるだけ多くのエージェントに登録した方がいろんな求人を見れるという事ですね。
エイト
おっしゃる通りです。
吉村さん
そこは不動産屋さんと違うんですねえ。一つに登録しておけば、他社の物件も見れるみたいな。
エイト
ハハハ(笑)。全く違います。営業が必死に取ってきた案件をわざわざ他社と共有する理由がないですよね。
吉村さん
そりゃあそうだ。ちなみに、エイトさんは今何社登録しているんですか?
エイト
今の所、20社以上登録しています。それでも希望の求人が常に集まる訳ではありません。
吉村さん
それだけあっても足りませんか?
エイト
はい。なので、1社、2社の登録ではなおさら、「これだ!」と思うような会社に巡り合うなんて相当難しいです。
吉村さん
分かりました。
エイト
ですから、できるだけアンテナを高く張っておくためにも多くの登録会社で登録することをオススメします。
吉村さん
承知しました!
種類 | 会社名 |
1.大手人材紹介会社 | リクナビNEXT、リクルートエージェント、DODA(デューダ)、エン(en) |
2.ヘッドハンティング会社 | エゴンゼンダー、コーンフェリー、スペンサースチュアート、ラッセルレイノルズ、ハイドリック・アンド・ストラグルズなど |
3.外資に強い人材紹介会社 | ロバートウォルターズ、イースト・ウェスト・コンサルティング、マイケル・ペイジなどなど多数 |
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