
20代で無名企業のしがない営業から外資マーケティング職に転職。30代で広告代理店、外資系を転々とした末、40代前半で日本の金融機関にマーケティング部長としてヘッドハンティング。転職4回。
twitter: @jobHopper_eight

ナルホド君
エイトさん、また教えて欲しい事があって。

エイト
なんでしょう?

ナルホド君
転職エージェントの使い方なんですけど、一つのエージェントに集中した方が良いのか、複数使った方が良いのか、悩んでるんです。
複数の転職エージェントを使った方が良いに決まってる

エイト
複数使ったらいいじゃないですか。何かマズいんですか?

ナルホド君
マズいというか、何かエージェントを掛け持ちするのは気が引けるというか、あといくつも使うのは面倒な気がして。

エイト
掛け持ちして何も悪くないですよ。エージェントだって"掛け持ち"してますよ。同じ求人に自分の受け持つ候補者を何人も受けさせることだって普通にありますからね。

ナルホド君
そうなんですね。

エイト
そりゃあそうですよ。彼らだって誰でも良いから押し込んで売り上げを上げたいですから。内定を獲得する率を上げるには1人よりも複数の方が良いですよね。

ナルホド君
そりゃあそうですね。

エイト
私たちだって同じことです。本当に希望の求人に巡り合うことはめったにありません。まず、どのエージェントがその求人を持っているか分かりませんよね。

ナルホド君
そうか。各エージェント共通のデータベースがある訳じゃないですもんね。

エイト
そうです。不動産屋さんじゃないんですから、求人はエージェントによって違います。だから、私たちがすべきなのは、できるだけ広く網を張っておくという事です。つまりできるだけ多くの転職エージェントに登録しておくという事です。

ナルホド君
なるほど。ちなみにエイトさんは何社くらい登録しているんですか?

エイト
20社以上はしてますよ。

ナルホド君
そんなに!

エイト
私の知り合いには50以上登録している人もいます。まあ、エージェントからアプローチされて気づいたらその数字になっていたというケースが多いんですけどね。

ナルホド君
なるほど。そうなんですかあ・・。

エイト
それでも、希望の職種が手に入る確率なんてすごい少ないですよ。年が上になればなるほど年に数回みたいな話です。

ナルホド君
そうなんですね。

エイト
みなさんはまだ若いからそれなりに数はあるかもしれませんが、それでも望みが高ければ高いほどそれを満たす求人は見つかりにくくなりますので、多くの転職エージェントに登録しないと見つかりません。

ナルホド君
分かりました。
複数のエージェントとやり取りするのは面倒?

エイト
あと、先ほど複数のエージェントを使うのは大変そうというのもありましたが、全然大変じゃありません。それぞれのエージェントに言う事はすべて同じだし、提出する職務経歴書だって同じものを使えばいいんです。

ナルホド君
そうかあ。でも送られてきた求人に対して一々返事をするのは面倒な気がして・・・。

エイト
でも、具体的な求人を見ながら、それぞれが自分が求めているものとどう違うのか、特に最初はコミュニケーションをとっていかないと、いつまでたっても良い求人は見つかりませんよね。

ナルホド君
ですよね。

エイト
エージェントは必死に私たちの要望に合いそうな求人を探してくれますが、それでもピッタリの求人はなかなか見つからないものです。

ナルホド君
はい。それは、感じました。それって、そもそも高望みし過ぎってことなんでしょうか?

エイト
それもありますが、それ以上に、特に最初は、エージェントにこちらの要望を正確に理解してもらえていないからというケースが私の経験上、圧倒的に多いです。

ナルホド君
なるほど。

エイト
だから、そのお互いの認識のズレを修正するためのやり取りを面倒くさがらずにやらないと。いつまでたっても良い転職なんてできません。

ナルホド君
スミマセン・・・。ちなみに、おすすめの転職エージェントがありましたら教えてください。

エイト
どこでも良いですけど、できるだけ求人をたくさん持っているエージェントは必ず押さえておきたいですよね。

ナルホド君
なるほど。

エイト
という意味では、No.1のリクルートエージェントと、No.2のDODAエージェントサービスはマストじゃないでしょうか。

ナルホド君
なるほど。さっそく登録してみます!